『コンフィデンスマンJP』は空気感が心地よい現場

――前作はマレーシアで長くロケをされて、初日に現地のゴハンをご馳走になったとお聞きしたんですが、今回はこぼれ話などはありましたか?

▲空気感が心地よい現場でした

関水 ちょうど私が撮影に参加した日に、皆さんがダンスの練習をされていて、それがすごく羨ましいなと思って見てました。楽しそう!って、これもファン目線が抜けてないのかもしれませんが(笑)。

――(笑)。関水さんから見て、『コンフィデンスマンJP』の魅力ってなんでしょうか?

関水 私がもともと好きだったのもあると思うんですが、人に勧めたくなる作品だなと思いますね。「どんな作品に出てるの?」って聞かれたときに「コンフィデンスマンJPに出てます」って自然と言ってる気がします。

――たしかに。そして『コンフィデンスマンJP』と同じように、関水さんも人に勧めたくなるというか。「関水渚って子は本当にお芝居の幅が広くて、期待の俳優さんだよ」って、ここ最近、周りのドラマウォッチャーは口を揃えて言いますね。

関水 ありがとうございます! でも、どの現場でも、周りの諸先輩方がすごいんだっていつも思いますね。例えば今回だと、撮影のとき以外でも会話に入れてくださって、その世界に引き込む空気作りをしてくださって、本当に助かりました。特に『コンフィデンスマンJP』は、ダー子含め、皆さんの普段の空気感が現れてる作品だと思うので。

「そのままで良いんだよ」長澤まさみの一言

――先程、長澤さんに相談されてたっておっしゃってたんですが、どんなことを相談されたのかお聞きしていいですか?

関水 お芝居のことですね。自分の中で“迷走してるな”って時期があって。たくさんの人に好かれるためには……とか、嫌われたくない……とか。いろいろ考えすぎちゃったんです。でも、そのことを相談したら、まさみさんは「そのままで良いんだよ」っておっしゃってくださって。「そのままの渚ちゃんが良いって言ってくれる人が、絶対にたくさんいるから」って。その言葉が本当に優しくて、なおかつ説得力もあって。「自然でいていいんだ」と思えて、本当に自分の中で大きな言葉でした。

――それは本当にいい言葉ですね! 関水さん、お忙しいとは思うんですが、息抜きとして何かされていることはありますか?

関水 ウインドサーフィンですね。けっこう大掛かりだし、海まで行ってするので、すごく気分転換になります。自然も感じられるし、毎回違うので、とても刺激になりますね。

――ウインドサーフィン! 失礼ながらアウトドアよりインドア派かと思ってたので、ちょっと意外でした。

関水 ありがたいことに、もっと息抜きしたら?って言われることが多いんですけど、自分の中では息抜きばっかりしてますね(笑)。

――2022年はどんな1年にしたいですか?

関水 どんな作品でどんな役だったとしても、“自分の中では楽しくやりたいな”っていうのと、あと自分なのか、その役なのか、わからなくなるくらい役と一体化したいなって思ってます。役と共感して、共鳴して、どんなときでもお芝居を楽しむことを忘れずに、一歩ずつでも前に進んで行けたらいいなと思います。

――関水さんのお芝居を見ていると、既にそれは感じますが、もっとそれを意識していくってことは、もっとすばらしい俳優さんになられるってことで楽しみですね。最後に、この『コンフィデンスマンJP 英雄編』について一言いただいてもいいですか?

関水 まず本当に面白い! というのと、大事なのは一人で行っても、友達、家族、恋人、それこそ、まだコンフィデンスマンJPシリーズを見たことない人でも楽しめる、人を選ばない作品だと思うので、ぜひ見ていただきたいなと思います!

▲『コンフィデンスマンJP 英雄編』ぜひ見てください!

プロフィール
 
関水 渚(せきみず・なぎさ)
生年月日:1998年6月5日
身長:159cm
血液型:O型
出身地:神奈川県
特技:野球のスコアを書くこと、書道
趣味:ウィンドサーフィン
〇『コンフィデンスマンJP 英雄編』特別予告<2022年1月14日(金)公開>