こんにちは。道の駅旅ライダーの平賀です。道の駅には、さまざまなご当地お土産がありますが、今回は北海道の「缶詰」に注目したいと思います! 2022年のゴールデンウイークや夏休みに旅行の計画を立てている人も、家で過ごす人にもおススメしたい道の駅で買える(通販でも買える)ご当地缶詰に、ひと手を加えたアレンジレシピをご紹介します。
道の駅では、その土地ならではの食材を使った「ご当地カンヅメ」をよく見かけます。缶詰って、家に常備しておくとオカズが足りないときの1品になるし、キャンプのときは持ち運びが便利で重宝するんですよね。そのまま食べておいしいのはもちろん、アレンジして食べるのもオススメですよ。
北海道陸別町にある道の駅「オーロラタウン93りくべつ」
北海道陸別町にある道の駅「オーロラタウン93りくべつ」は、十勝エリアの一番北にあり、女満別から上士幌に向かう途中に立ち寄りました。
この駅は、旧ふるさと銀河線の鉄道駅と道の駅を兼ねた「道と鉄道の駅」だったのですが、ふるさと銀河線は2006年に廃線。現在は廃線になった線路や車両を活用した鉄道保存展示施設「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」となり、鉄道運転体験や乗車体験ができる道の駅となっているんです。運転体験できる距離は日本一なんだそう〔運転できる距離はコースによって異なります〕。
道の駅内からホームへ出ると、松本零士先生『銀河鉄道999』のメーテルラッピング車両が展示されていて、これには思わずテンションが上がりました。カッコいい! 鉄道好きにとっても、たまらない道の駅となっています。
運転体験は有料ですが、ラッピング列車は見学無料なので、訪れた際には必見です。さらに宿泊施設を併設していて、宿泊も可能な道の駅となっています。
陸別町は、日本一寒い町ということ知られていて、道の駅では陸別町のゆるキャラ「しばれくん・つららちゃん」グッズがいっぱい販売しています。このゆるキャラが、かわいくて~。つい大人買いしそうになっちゃいました。
物産館を見て回ると、陸別町で獲れたエゾシカを使った製品がいろいろとありました。レトルトのカレーやラグーソース、ジンギスカンにベーコン、ソーセージなど、種類が豊富。なかでもエゾジカ肉は、キャンプでステーキにしたら絶対おいしい! と思ったのですが、いくら冷凍品とはいえ、丸1日はバイクで持ち運びできないと断念。ナマモノが持ち運べないのがバイクのつらいところ(泣)。
仕方がないので、シカ肉ジャーキーで我慢。他にも何かないか見ていると、エゾ鹿の缶詰を発見し、その隣にはヒグマの缶詰が。エゾシカは何度も食べたことがあったけど、ヒグマはほとんど食べたことがなく、気になる……。しかも、大和煮は見たことがあるけど、味噌煮は初めて。これは食べてみたいと1つ購入。缶詰はバイク旅でも荷物の邪魔にならないし、1つ持っていると困ったときのキャンプ飯で重宝するんですよね。
「ヒグマのみそ煮缶」は、陸別町内で獲れたヒグマをタケノコと一緒にみそ煮にしたもので、中にはごろっとした熊肉がぎっしり。熊肉って、臭みがあるイメージだったけど、味噌味の熊肉は臭みがなくて食べやすく、しっかりと味が付けられていて、そのまま食べておいしい! ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもピッタリです。
この缶詰は、「北海道 陸別町の特産品」通販サイトでお取り寄せができるんです。去年は北海道へ行くことができなかったので、自宅で旅の思い出とともに北海道の味を楽しむことにしました。キャンプでは、そのままオカズとして食べましたが、自宅で食べるにあたってちょっぴりアレンジ。缶詰にはたっぷりと肉が入っていたので、熊肉を活用した料理にしてみました。
その名も「ヒグマのみそ煮缶を使ったジャージャー麵」。味付けいらずで、お手軽な一品です。