AuBの商品がほかと比べて優れている点

新保 菌の多様性の話も非常に興味深かったです。

鈴木 はい。やはり、アスリートの方の腸内環境を調べたら、非常に多様性の高い腸内環境でした。今はいろいろと規制があって、例えばこれを飲むと絶対痩せる! とか、絶対健康になります! みたいなことは言えないんです。個人的にはAuBの商品は、『ドラゴンボール』の仙豆みたいに、飲んだらすごくパワーアップします! とか言いたいところなんですけど(笑)。

▲AuBの商品がほかと比べて優れている点とは?

新保 (笑)。でも、わかります、私もラジオCMをやっていると、健康食品を紹介するときに、細かい注意書きがたくさんありますから。

鈴木 一概には言えないのですが、アスリートの腸内環境を調べたところ、酪酸菌が一般の方の2倍あったんですね。

新保 2倍! それは明らかな違いですね。

鈴木 その酪酸菌をメインに、乳酸菌やビフィズス菌など、ヒトに有用な約30種類の菌を独自に選定・ブレンドしたものが、我々が開発した「アスリート・ビオ・ミックス」なんです。なので、うちの商品を使っていただけると、酪酸菌を増やせる、というのは言っても大丈夫かと思います(笑)。腸というのはコンディションの1丁目1番地なので、常に気にしていただきたいなと考えています。

新保 サプリメントのほかにも、商品一覧で目を引くのがマルチ栄養プロテイン「オーブ メイク」ですね。プロテインと腸のケアを一緒にできるの!? すごい!って思いました。

鈴木 プロテインに関しては、アスリートの方から作って欲しいという要望があったんです。「AuBが作るものだったら安心して飲めます」と言う声をいただいて。僕もアスリートだったのでよくわかるんですが、世の中にはたくさんプロテインの商品がありますよね。正直、近年は原材料の高騰などもあるんですが、自分の名前が出ている以上、中途半端なものは作りたくない。それで出来上がったのが、コンディションを整えるマルチ栄養プロテイン「オーブ メイク」ですね。

新保 ほかのプロテイン商品と異なる点は、どういうところなのでしょうか?

鈴木 プロテインはタンパク質なんですが、正直タンパク質ばかり取っても腸内環境には良くない。なので、ホエイプロテインとソイプロテインの2種類のタンパク質に加え、ヒトに有用な菌約30種類を配合した「アスリート・ビオ・ミックス」を配合してあります。また、腸内細菌のエサとなる食物繊維や13種類のビタミン、さらにカルシウム、マグネシウムなど、1日に必要な栄養素が入ってますね。特にプロテインを取ってお腹を下してしまう方はわりと多いんですが、そういう方には、この「オーブ メイク」を試していただきたいなと思います。

新保 私もお腹を下しやすい体質なので、すごく助かります! 最後に、鈴木さん自身、そしてAuBの今後の展望や夢についてお伺いしたいのですが。

鈴木 まず、AuBを皆さんに認知していただく。それはアスリートとしての僕を知っている人でも知らない人でも「ああ、AuBね」と言ってもらえるような企業を目指すということです。そして認知はもちろん、信頼・安心していただき、皆さんの生活に伴走していくような存在であれたら良いなと考えています。

もう一つは、個人的な夢になるんですが、サッカークラブの経営をしてみたいです。それが個人になるのか、AuBとしてなのかは現時点ではわからないですが、サッカークラブが目指すものの一つは、地域に根ざすということ。私たちがやっているプロダクトも、皆さんの生活に根ざしていくのを目指しているので、両面で皆さんの生活の一部になっていければいいなと思っています。とても時間がかかることではありますが、それが夢ですね。

▲これからの活躍にも期待しています!

新保 詳しくお話を伺って、それが遠い夢じゃないように思いました! 本日はありがとうございました!


聞き手
 
新保 友映(しんぼ ともえ)
フリーアナウンサー。山口県岩国市出身。青山学院大学卒業後、ニッポン放送にアナウンサーとして入社。『ニッポン放送ショウアップナイター』『板東英二のバンバンストライク』などでプロ野球の現場取材などを長く担当。その他『オールナイトニッポンGOLD』『高嶋ひでたけのあさラジ!』『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』『三宅裕司サンデーハッピーパラダイス』などニッポン放送の看板番組を務める。2018年6月よりフリーアナウンサーとして活動を開始。プロ野球の取材・コラム執筆、経営者のインタビュー、イベントの司会など、幅広く活躍している。Twitter:@tomoe_shinbo