HELLO!風の時代に舞い降りました!風野又二朗です。

秋ですねぇ。夏の甲子園が終わった途端、急に空気が秋のムードを感じさせてきて、蝉が鳴かなくなったなと思ったら、台風の到来ですよ。秋ですねぇ。

まさに、9月だなと思わせてくれる今日この頃。どうですか?お元気ですかね。そろそろ、薄手の秋物を羽織り出してる方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。

今年は、復活した花火大会などもたくさんありましたし、音楽の夏フェスもね、各地で開催されましたし、俺たちの夏、私たちの夏が徐々に戻ってきた感がありますね。

戻ってきた夏というより、これから、みんなで進めていく夏。みんなで作っていく夏、になりそうだなと思っています。

さあ、では秋はどうしようかという事ですよ!

昔から言いますよね、食欲の秋とか、読書の秋とか、運動の秋、旅行の秋とか。とにかく気候がいいですから、何をするにしても過ごしやすいというのが良い季節なのかもしれません。

運動だと例えばなんですかね。ハイキングとか、テニスとか、フットサルとかですか。旅行だと、国内なら、京都や金沢、沖縄とかもいいですね。食事だと、普段は行けない少しお値段が高いお店に行くとかですかね。

ところで、それ、誰と行きますか?

▲風をあつめて、巻き起こす

誰の顔が浮かびましたかね。もちろん一人で行動するのが好きな方もいらっしゃるとは思うのですが、もし誰かと行く場合、誰と行きますか?友達ならどんな。あなたには、どんな友達がいますか?どんな友達と、旅行や食事、スポーツを一緒にやりますか。

いや、なんでこんなことを聞くのかというと、風野は毎日のように考えてきたんですね。友達という存在とは何かって。まあこのトモダチ問題というか課題は、かなり深くまで入り込んでしまうと戻ってこれないテーマなんですけど。

今回はこのテーマで書こうと決めて、すでにこの、今まさにあなた読んでいるここです。ここから、500文字くらい、めっちゃ書き直しています。いったり来たりしています。正直、友達の定義は人それぞれだし、風野の一方的なバイアスがかかった主観で書いてしまうのもなぁと思っているのですが、〆切もやばいし。今更になって、もう一つ考えてたサウナをテーマに書けば良かったかなと思ったりしています。

ですが、ここまで書き直したんだから、熟考したんだからさ、誤解を恐れず、友達について書いてみたいと思います。

正直、友達というのはとても曖昧で、約束をしなくても毎日会えていた学生時代にできた友達も、あの自動的に会う事ができた空間が私たちを支えていたんだなと、思わず振り返ってしまうような社会人生活が始まったりして。少し疎遠になったり、急に会う頻度が上がったりと、色んな友達ができて、そしてその関係性もまた色々で。

結論から言うと、風野は友達が多いと思います。特に若い頃から花見や忘年会の幹事をやることが多く、そういうポジションもあってか友達は多いほうだなあと思っていました。その中には、古い学生時代からの友人もいれば、仕事で出会った友人、あるいは酒場で仲良くなった友人など、出会い方もまた様々でした。

でもね、これは、こうやって、こういうコラムだから吐露できるのかもしれないんですけど。そうやっていつも、たくさんの友達に囲まれている時に、とてつもない孤独を感じていました。みんなと一緒にいて楽しいはずなのに、急に照明が落ちて、辺りがモノクロになり自分だけポツンとカラーがある感じ。これは友達がいない人からすれば、贅沢な感情だし、もしかしたら、文学的な思考に持っていきたいだけじゃないのか?と自分を疑っていたりもしたので、そんな気持ちになった時は、アルコールを使って、自分の心の奥に流しこんでいた時期がありました。

だって、失礼というか、悲しいじゃないですか。幹事をやってる人間が孤独を感じているなんて。友達からすると。だったら無理しないでって話だし。でも、立ち直れないぐらい落ち込むほど深刻な感情でもなかったんで、そんなには気にしてなかったんですけど。

日本中で、不要不急の外出を控えなきゃいけない期間を経た後に、ある日、気がついたんですね。あれ?たくさんの人といないの何でか楽しい!あれ?風野、実は大人数がそんなに得意ではなかった事に気がついてしまったんです。いや、得意ではなかったというのは正しくない気がしますね。

たぶん、焼肉のカルビのような。若い頃はカルビいっぱい食べられたけど、ちょっと今は重たいよう!みたいな。昔はそれが良かったけど、今は、ハラミ(少人数)がいいよう!みたいな感じになったんですね。体質が変わったというか、感じ方が変わったのかもしれません。

あの時、時代が変わって、人との関わり合い方が変わって、こうやって風野みたいに人間関係が変わっていった方も多いんじゃないかと思います。ある程度、リスクがある中で会うという選択になる友人は、もうそれ、好きじゃないですか。好きな友人。

会う友達の人数は減ってしまったけど、より濃度が濃くなったというか、これはこれで良いなと思いました。ただ、より濃くなってしまったからこそ、絶対に気をつけたいなと思うのが

親しき仲にも礼儀あり

です。これなあ、先人たちは本当に良い言葉を作ってくださった!やはり、どんどん距離が近くなっていけば、心も許すし、少し甘えてしまったりする瞬間があって、それはそれで友情としてはいいんだけど、思わず近すぎて礼儀を忘れてしまう事があるから、本当に気をつけたい。気をつけてます。

親しいからこそ、近いからこそ、言葉使いや行動が雑になってしまう事があるかと思うので、そこは本当に気をつけなきゃいけないです。当たり前だと思った瞬間にそれは、失ったも同然だと思っています。これは、仕事も友人も。

仕事も友情も油断していると、ちょっとした慢心で一瞬で瓦解します。

大切な事にちゃんと大切に気がついていく、そして、感謝を伝えるそんな秋にしていきたいと思っています。そんな秋に、していきましょうね!

それと、夏が終わったと思って、油断していると、秋の紫外線もなかなかです。日焼けします!気をつけていきましょう!!

それでは、又、風の吹く日に。

『風をあつめて、巻き起こす』は、次回10/7(金)更新予定です。お楽しみに!!