これまでさまざまなメディアで展開されてきたラブライブ!シリーズ。その新作として、初のミュージカル作品の上演が決定。今作は完全オリジナルストーリーの新作、さらに楽曲も新たに書き下ろし! フレッシュ&実力派キャストたちは、どんな青春学園ドラマを届けてくれるのか。夢を叶えていく少女たちを演じる、堀内まり菜、関根優那、小山璃奈にインタビュー!

▲小山璃奈、堀内まり菜、関根優那

ミュージカルは感情がダイレクトにお客さんに伝わる

――大人気コンテンツであるラブライブ!シリーズ、初のミュージカルです。今回の出演が決まったときのお気持ちを教えてください。

堀内まり菜(以下、堀内) 本当にうれしくて、出演が決まった瞬間、“ひぃっ!”と変な声が出ちゃいました(笑)。μ's さんやAqourさんのライブにも行ったことがあって、中学生のときから『ラブライブ!』は私の憧れの存在だったんです。

関根優那(以下、関根) 夢なんじゃないか、と思ってしまうほどうれしくて。ラブライブ!シリーズ初のミュージカルという、初めての瞬間に関われることが本当に光栄です。ただ、うれしさと同時に、しっかりやり遂げなきゃいけないっていう責任感もだんだん生まれてきました。なんとしてでも、皆で成功させたいという気持ちでいっぱいです。

小山璃奈(以下、小山) 私はミュージカルを今まで経験したことはなかったんですけど、歌ったり踊ったりするのが好きで、ミュージカルにも以前から興味があったので、マネージャーさんからオーディションの案内をもらった瞬間に“受けたい!”って思いました。でも正直、落ちたかなと思ってて……。なので、合格を頂いたときは驚きとうれしさが一気にあふれました。

――脚本を読んでみての感想はいかがですか?

堀内 “ここにあの『ラブライブ!』の世界がある!”と、お客さん目線で感動しました。脚本を頂いたときに配役も知ったので、ますます光栄な気持ちでいっぱいになって……!

関根 キャストの皆で『ラブライブ!』の世界を演じる姿が目に浮かびました。楽しみな気持ちもありつつ、1人1人が成長していく姿もしっかりと描かれているので、大切に演じなきゃいけないなと。

小山 青春っぽさだったり、キラキラした雰囲気だったり、感動だったりが詰まってて。この世界をキャスト、スタッフの皆さんと作っていくんだなと思ったら、ワクワクが止まりませんでした。

――脚本を読んだ時点で作品の世界が広がったんですね。これまでさまざまなメディアで展開されてきたラブライブ!シリーズですが、ミュージカルで上演するからこその魅力はなんでしょう?

堀内 目の前で繰り広げられる世界に、お客さんも一緒に体感できる臨場感みたいなのは、やっぱりミュージカルならではの魅力だと思います。

関根 それぞれの心情が、すべて歌になって表現されているというか。歌詞として音楽に言葉を乗せることによって、台詞よりも登場人物の感情がよりダイレクトにお客さんに伝わるんじゃないかな、と思います。

――舞台じゃなくてミュージカルですもんね。小山さんはいかがでしょう?

小山 えっと、お二人が全部おっしゃってくれたんですけど……。

堀内&関根 なんかごめん(笑)。

小山 今回、劇中の楽曲も全部オリジナルなんです。どれも素敵な楽曲なので、お芝居だけじゃなくて、歌ったり踊ったりっていう形でお届けできるのも、すごく魅力的だなって思います。