“まり菜がいれば大丈夫だな”って

――キャストの皆さん、今作が初めましてですよね。ストーリーの舞台は学園になるわけですが、稽古場の雰囲気も学園っぽくなるものですか? 

堀内 そうですね、けっこう和気あいあいとしてます。

関根&小山 うんうん。

 

――小山さんはミュージカル自体が初めてということですが、やっぱりお二人から学ぶことは多いですか?

小山 多いですね。もう演技力が違うんですよ……! セリフの言い回しだったり、ステージでの立ち姿、自分の見せ方がお上手で。日々、稽古場で吸収しまくってます。

――逆に小山さんのことはどう見られてます?

堀内 最初はクールビューティーだな、と思ったんですけど。

小山 クールビューティー?(笑)

堀内 でも、お話してると本当によく笑うので、璃奈ちゃんがいてくれることによって私も緊張がほぐれたり。目力もあるし(笑)、結構どっしりと構えてくれているので、その璃奈ちゃんがヒカルとしてセリフをかけてくれることで、私もついて行こうって思います。すごく頼りになります。

――関根さんの印象はいかがでしょう。

堀内 優那は、最初の自己紹介のときから、もう“姉御!”みたいな感じで(笑)。

関根 言われちゃった(笑)。

堀内 でも、いちばん最初に話しかけてくれて。最初って遠慮がちだったりするじゃないですか。そういう壁を最初から感じさせないでいてくれて、私も気負ってた部分がほぐれたっていうか。優しく隣で寄り添って、気にかけてくれる優しさがあります。

小山 優しいオーラがあふれてます。

――堀内さんの印象は?

関根 気遣いができるうえに、芯がすごくしっかりあって。“まり菜がいれば大丈夫だな”って感じさせてくれるくらい、背中で引っ張ってくれるような存在というか。

堀内 うれしい……(照)。

関根 でも、喋ったら面白くて。そういう柔らかい雰囲気が、現場の仲の良さも作ってくれてます。

小山 私はいちばん最初にお話したのが まり菜さんかな。帰りが一緒のタイミングだったんですけど、チーズナンの話で盛り上がって(笑)。帰り道、けっこう長い時間だったんですけど、全部チーズナンの話で(笑)。

堀内 あー! 都内のチーズナン全部食べたよね、みたいな話したね(笑)。

関根 今思うと、二人ちょっと似てるかも!(笑)

小山 (笑)。そうやって優しく話してくださったり、でもたまにちょっと天然っぽい部分があって、稽古場もそれで和んだりするんです。場を明るくしてくれます。

――さすが座長ですね!