視線誘導は最後のスパイスである

トークテーマは「聞きにくいハナシ」を軸に、それそれが感じていることをお互いに意見交換する形で進んでいった。

▲最初のテーマは「素人って視線誘導好きすぎじゃない?」

最初のテーマは「素人って視線誘導好きすぎじゃない?」

これに対し、凸ノは「こういうテクニックみたいなのって知ると楽しいじゃないですか、今までなんでもなかったものが別のカタチに見えて面白いとかって。ウケるのはわかるけど、ウケすぎてるんで、今から書くぞみたいな子らが気にしすぎるよなって思う」と意見を述べた。

カメントツは「これ(視線誘導)と手の書き方はめっちゃバズる」「あと女子高生の制服のプリーツの書き方ね」と付け加えた。

凸ノは「視線誘導は最後のスパイスであって、最初に押さえる項目ではないと思う」と述べ、会場を納得させた。

 

その後も「騙し前提の宣伝増えすぎじゃない?」「NFTってどう?」「クリエイターを応援したい系の人ってどう?」「体調とかメンタルどうしてる?」「猫かわいすぎじゃない?」など、漫画とは関係のないようなものから、漫画家としての信念が伺えるもの、SNSに対する両者の歯に衣着せぬ発言が飛び出すなど濃密な時間であった。

最後に、凸ノは配信を見ている方に向けて「配信でやってよかったのか?って感じですけど、口外はしないでください。皆さんのリテラシーを信じています」と述べてトークコーナーを締めた。

独自アレンジした両生類のタマゴ風ファルーダ

会場内では限定のイベントTシャツなどのグッズやフードも販売されていた。

『めしにしましょう』の小林銅蟲氏が提供する原価が限界突破の「やけくそ松茸すき焼き丼」や、同人誌『趣味の製麺』編集長の務める玉置標本氏の「両生類のタマゴ風ファルーダ」、ラーメン二郎亀戸店の特製「豚」など、どれもインパクトのあるものばかりであった。

取材班は「両生類のタマゴ風ファルーダ」を食してみた。

これは、インド・パキスタンで人気のあるスイーツ「ファルーダ」を、店主が独自でアレンジしたものらしい。

バニラ味の飲料にカエルの卵を模したチアシード、ピスタチオなどがトッピングされており、仕上げに「ルーアフザ」というローズシロップをかけて完成する。ローズシロップをかけて食べるのが定番とのことであるが、苦手な方のために黒蜜シロップも用意されていた。

見た目でも香りでも食感でも楽しめるスイーツになっていて、なんともクセになる。バラの香りが高級感を感じさせ、記者の1人からは「キレイなお母さんの匂いがする」という感想まで飛び出した。

▲両生類のタマゴ風ファルーダ
▲両生類のタマゴ風ファルーダ

『マンガのハナシフェスティバル』の配信アーカイブは、12月3日まで購入・試聴が可能となっている。 


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<配信アーカイブ>
『マンガのハナシ』ツイキャスプレミア ※視聴期限: 2022年12月3日(土) 23:59 まで
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