ニュージーランドの議員にも疑いが・・・

オーストラリアでも中国ハッカーの攻撃を受け、F35やP8ポセイドン、C30ハーキュリーズなどのデータが盗まれた。2017年、中国のハッカーがオーストラリア国立大学のコンピュータに侵入し、安全保障研究データが盗まれたとされる。

中国のある有力華僑は、豪労働党と自由党にそれぞれ270万ドルを寄付し、また労働党ニューサウスウェールズ支部に10万ドルの現金を献金していた。

▲C30ハーキュリーズ(米空軍) 写真:United States Air Force / Wikimedia Commons

ニュージーランド下院議員のジャン・ヤンは、中国のスパイの可能性があるとしてニュージーランド安全保障情報局が捜査したところ、ヤンは空軍工科大学または洛陽人民解放軍外国語大学で教鞭をとっていた経歴を隠していた。

2020年2月、ニュージーランド当局は3人の中国人を起訴した。華僑コミュニティの親睦会を擬装し、反体制活動家でジャーナリストらを監視していた。

同年9月、中国のデータ企業ゼンファダラ社が、ジャシンダ・アーダーン首相(当時)はじめ730名の政治家・外交官・学者・企業幹部・スポーツ選手・裁判官・詐欺師、およびその家族に関するデータを収集していた。

▲ジャシンダ・アーダーンと岸田文雄(2022年) 写真:内閣官房内閣広報室 / Wikimedia Commons