“芸歴5年目以下”の超若手芸人限定の賞レース『UNDER5 AWARD2023』で優勝した金魚番長(箕輪智征、古市勇介)が、よしもとアカデミー東京校で特別授業を開催。アカデミー生からの質問に答えた。
箕輪「全員、僕がひねりつぶします」
よしもとアカデミーは吉本興業グループによる教育機関。昨年で40周年を迎えた「NSC」に加え、「クリエイティブ」「パフォーミング」「デジタルエンタテインメント」の3つのジャンルの養成スクールと、「吉本興業高等学院」の5校体制からなる。今回の特別授業は、よしもとアカデミー全生徒を対象に行われ、よしもとアカデミーYouTubeチャンネルで生配信された。
特別授業では、金魚番長が生徒からの質問に回答。最初の質問では、この日、遅刻してしまったところを金魚番長の二人に見つかり、古市の代わりに登場するというボケに巻き込まれたNSC29期生の山本くんを指名。
山本くんが「遅刻したときは、誰から謝るべきですか」と質問すると、「上(の人)からでしょ」と即答。さらに、古市は自身の経験から「遅れたときに、間違えて『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のTシャツを着ちゃってたことがあります。そういうのも気をつけて」とアドバイスを送った。
それ以外にも「ネタ見せの授業では毎回、ネタを変えていた?」「NSC生時代にやっておいてよかったことは?」など、NSC生ならではの質問が飛び交う。
「ボケたとき、表情など見せ方で意識していることは?」という質問が投げかけられると、箕輪は「自信を持つことじゃないですか。自信がないと笑えるものも笑えないというか。僕もNSCのときはスベったら恥ずかしいって顔しちゃってたんですけど、そうなるとお客さんからしても共感性羞恥を感じちゃうじゃないですか。だから、スベっても堂々とするのは大事だと思う」と、お笑い芸人として大事なことを伝えた。
授業の最後に、箕輪は「これからライバルになると思うんですけど、全員、僕がひねりつぶします」、古市は「まわりもおもしろい人ばっかりで、楽しい毎日。だからやりたいことやっちゃえよ!」と、それぞれの言葉で在校生にメッセージを送った。
「未経験でも大丈夫!」未来の仲間へのメッセージ
授業後には、囲み会見も実施された。講師としての初授業について、箕輪は「明るくて、手もいっぱい挙げてくれて、すごく楽しく授業をさせてもらいました。途中から緊張も解けたので、よかったです」とコメント。
一方で「いいことがいっぱい言えました」という古市は、特に自信のあったアドバイスについて「舞台に立つうえで大事なのは“笑顔”って言えたこと。あとは“スベっても堂々とすること”ってコメント」と振り返るも、箕輪から「それ(言ったの)俺じゃね?」とツッコまれた。
NSC生時代は、やる気があってまじめな学生だったという二人。特に印象に残っている授業を聞かれると、古市は「特技の授業っていうのがあって、月に1回、新しい特技を作らなきゃいけなかったんですけど、みんなだんだんとネタが底をつきてきて。狛犬の櫛野ってやつは棒を振り回せるっていう特技をやっていた」と印象深い授業を挙げた。
箕輪も特技の授業には苦い思い出あるようで、「アシスタントで来ていた先輩に“あなたはどんな特技あるんですか?”って、本当に純粋に疑問に思ってやらせちゃったら、めちゃくちゃ変な空気になったことがありました。だから、先輩に特技をやらせちゃいけないっていうのが、一番の学びになった」と振り返った。
近年では、大学お笑いを経験してNSCに入学する学生も多いなかで、金魚番長の二人は未経験でNSCに入り、首席で卒業したという経歴を持つ。
未経験者へのアドバイスを問われると「全然(未経験でも)大丈夫です」と力強く答え、「僕らも大学お笑いの人をプロにさせないように、『NOROSHI』とか大学お笑いの大会でMCとかさせてもらったときは、“就活しろ”っていうのは言ってるんで(笑)。徐々に大学お笑い出身者の人は減っていくと思います」と、大学お笑い出身者に打ち勝つ謀略を明かした。
また、『UNDER5』優勝記念として、7~8月限定で出演料大特価セール「特別安売りキャンペーン」を行う金魚番長。やってみたい仕事を聞かれると「テレビとかラジオとかなんでもやりたい。あとは、金魚つながりで水族館の営業とかもやりたいです」と語った。
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