HKT48運上弘菜・Girls2山口綺羅・STU48中村舞、“IDOLS”第三章への意気込みを語る！(3/3)

現役アイドルが語るアンチへの向き合い方

――第三章ではアイドルのファン役を演じられるということで、改めてアイドルファンの存在について考えさせられるのではないかなと思うのですが、皆さんにとってファンとはどのような存在ですか？

山口　ファンの人がいなかったら、今ここにいないくらい毎回助けられているし、支えられているなとすごく感じます。1人の人間をこんなにもずっと応援してくれることって、なかなかないと思うし、そういう自分を応援してくれている人は絶対に幸せにしたいなと思うので、なくてはならない存在です。

運上　私は性格がアイドル向きじゃないというか、アイドルにあんまり向いていないなと思いながら最初は活動してたんですけど、たくさん支えていただいて、ようやくファンの皆さんにアイドルにしてもらったので、私にとってはアイドルにしてくださった大切な方たちだと思いますし、どこにいても飛んできてくれる方って、ファン以外いないと思うので、本当にありがたい存在だなと思います。

中村　ファンの方はいてくれるだけで安心できる存在です。活動しているとすごく厳しい言葉を言われたりすることもあるけど、どんな失敗をしても、ファンの方は優しく見守ってくれますし、どんな自分も好きでいてくれるので、そんな方々がいてくれるとすごく心強いし安心できるので、私にとってはずっといてほしいなと思える存在です。

――中村さんから厳しい言葉を言われるという話もありましたけど、今回はアンチも登場しますよね。皆さんはアンチに対して、どのように接しているんですか？

中村　この人はそういう考えなんやな、でも私はこうだよみたいな感じですね(笑)。

――意外とあっさりしてますね。

中村　最初の頃は、全部を真面目に受け止めて傷ついていたんですけど、もうそんなことを言っていられなくなってきたんです。世の中にはいろんな人がいるので、感じ方や捉え方も人それぞれで、何を思われても仕方ないなって。でも、自分自身を貫けば信じてくれる人が必ずいるので、そういう方々を信じて活動しています。

――相手は変えられないですけど、自分自身は変えられますもんね。

中村　そうですね。もう誰にでも好かれること自体が難しいので、割り切っています。

運上　私はそういうの見つけたら即ブロックします。逆にこういうことがあるんですけど、めっちゃムカつきますみたいなことを配信とかで平気で話しちゃいますね。今はもうネットが当たり前だから、誰でも好きなことを言えるのが当たり前ですけど、私は当たり前じゃないと思ってるので、事実と違うことを言われると、言わなくていいことでも言ってしいますね。ほんとはスルーするのがいいと思うんですけど(笑)。

山口　この可愛い顔と可愛いボイスで言われたら、逆に「おー」ってなりますよね(笑)。

運上　でも、最近はファンの方から「もうちょっと大人しくしたほうがいいんじゃない？」と言われるようになったので、最近は慎んでます(笑)。

山口　私も舞ちゃんと同じ感じで「あ、そうなんだ」という感じで流してますね。舞ちゃんが言うように、やっぱり人それぞれ感じ方や捉え方って違うと思うので、いろいろな感情をいだかれるのは必然なのかなって思ってます。

――でも、皆さんのようにメンタルは強くないとアイドルとしてやってけない部分もありますよね。

運上　気持ちは強く！

山口　メンタルは大事だと思います。

――今回は舞台とショートフィルムの一体化ということで、これまでとは異なる試みかと思います。今回はどのようなことを意識して演じたいですか？

山口　これまでのように映像だと、喋ってる人のセリフのときに、その人だけが抜かれるのが普通だと思うんですけど、舞台となると待ってるときの顔とか、ちょっとした動作とか全てを皆さんに見られると思うので、いつも以上に頭から足先まで意識して頑張らなきゃいけないなと思っています。

運上　すごく緊張してしまいそうですけど、いろんなグループのいろんなファンの方が集まってくると思うので、IDOLSとして私たちみんなを好きになってもらえるような、魅力的な演技をしていきたいです。

中村　まさか自分が舞台に出演することになるとは思ってもいなかったので、当日はすごく緊張すると思うんですけど、頼もしい2人に囲まれて、同じグループの(石田)千穂ちゃんもいるので、私も一緒に力を合わせてできたらなと思います。

――では最後に『IDOLS～夢のシークエンス～』の見どころを教えてください。

中村　今回は私たち4人のパフォーマンスが見られますし、オリジナル楽曲もあるので注目してほしいです。今回はいろんなグループから集まった4人でできるのもすごく新鮮ですし、いろんなファンの方が楽しめるんじゃないかなと思うので、ぜひ楽しみにしていてください。