愛娘と一緒に味スタへ!
さて、前置きで全体の半分いってしまいましたが、今日は久しぶりにサッカー観戦デートをしたお話。
相手は妻ではありません。
彼女は、生まれるのとほぼ同時にマンチェスター・シティ(イングランド)が劇的な優勝をしたため、数ある候補のなかから、青っぽい名前がつけられた、サッカーに縁が深い女の子。
そう、うちの娘です。
先日、奥さんが仕事で、僕が1人で娘の面倒を見る日があったので、DAZNでカシマスタジアムで行われる鹿島アントラーズ対浦和レッズでも見ようかと思ったのですが、
「1歳5ヶ月のワンオペ、味スタ(味の素スタジアム)ならギリいけるか?」
と思い立ち、飛田給へ。
ありがたいことに、思いつきで行動する僕の性格を知っている妻が、前日に赤ちゃんお出かけセットを用意してくれていたのでスムーズでした。ただ、一泊分くらいの着替えとかあったけど。俺ワンオペで大阪ダービー行くと思われてる?
そんななか、外出2分前という劇的なタイミングでうんちをする娘。ここでオムツを替えられるとスタジアムで非常に楽です。なんて勝負強いんだ。李忠成か。
電車の中では、ちょっと落ち着きがなかったため心配でしたが、スタジアムに到着するとお利口に膝に座って試合を観戦する娘。
サンフレッチェ側の指定席に座ったのですが、チャントに合わせて手拍子をして、とても可愛いです。途中で飽きてしまう時間も、パンを与えると大人しく食べています。
途中、周りから歓声が上がるとびっくりした様子を見せることもありますが、怖がっている様子はなし。たぶん、家でDAZNで見ているから免疫ができておる。
また、サンフレッチェ側の観客席は子ども連れが多く、とても温かい雰囲気。僕と同じようにワンオペで赤ちゃんを連れてきているお父さんもいました。みんな子どもにユニフォームを着せていて羨ましくなります。
幸運なことに隣の席には3歳の女の子がいて、よく話しかけてくれました。チャントに合わせてダンスを踊って見せてくれたり可愛いです。
僕は彼女より戦術眼があるので、ダンスを遮って「ほら見て、チャンスになるよ」とピッチを見るよう促したので、彼女はチャンスシーンを見逃さず済んだのですが、途中からは『しまじろう』を見ていました。
そんななか、先制ゴールを挙げたのはサンフレッチェの加藤陸次樹選手。
ハーフタイムにコンコースを駆け回り、少し疲れた娘にパンと飲み物を与えているタイミングで歓声が湧き上がり、顔を上げたらキーパーと1対1でした。
改めてゴールシーン見たら、スーパーゴールだった……絶妙トラップを見逃してる……。
しかし、隣の女の子とハイタッチ、子どもたち同士もハイタッチして楽しそうで良きです。
サンフレッチェは本当にいいチームで、ハイプレスが効きまくり、FC東京を追い込んでいきます。これ、満田誠選手の怪我がなければ、首位争いしてたかもな、という圧倒的な強さ。
プレスが剥がされて、ディフェンスラインだけで対応する場面になっても、佐々木翔選手を筆頭に3バックが鬼の対人力を発揮して阻止していきます。
これは初デート成功の予感。
しかし、FC東京の同点ゴール。一瞬の隙をつかれ、右サイドの背後を突かれてしまいました。
その後、試合は激しい展開になり僕も
「へーい!!」「カードぉ!!」とデート相手が引くような声をあげてしまうなど馬脚をあらわします。初デート失敗の予感。
と、言いたいところですがご安心ください。娘はもうぐっすり眠っています。
ここからは僕の観戦タイム。
サンフレッチェは満田選手の鮮やかなワンツーからのゴールで勝ち越し。その後も危なげなく試合を支配して2対1で勝利しました。
〇【FC東京×サンフレッチェ広島|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ 第31節
試合終了と同時に目を覚ました娘は、帰り道に覚えたての言葉である「バイバーイ」をFC東京サポーターに使いまくって、東京サポーターから可愛いと言ってもらっていました。
残留争いをしているチームに、バイバーイというワードはタブーすぎるので、残留争いを娘と見るのは今年はやめようと心に決めたのでした。