もっと面白い経験を積んでいきたい
――お二人とも現役会社員とのことですが、息が合っているぶん、多忙でも短期間でネタをブラッシュアップすることができているのですね。
古瀬 そう思います。仕事が終わったら、貸し会議室で合流してネタ合わせしています。あとはLINEでのやり取りですね。
――「レンタル彼女」として、個人として、今後どうなっていきたいですか?
弘灰 個人的には「品川親不知」という劇団を、もっと大きくしたいという目標がありますし、主宰の山田が映画の学校に通っていたりするので、映画の制作予定もあります。「レンタル彼女」も含め、いろいろな活動をするなかで多くの人と関わって、面白いことをやり続けたいなという思いがあります。
……でも正直、僕のやりたいことって全部、ダウ90000にやられちゃってるんですよ(笑)。彼らは全員年下ですけど、年齢は関係なく、演劇もやってお笑いもやってドラマにも出て、めっちゃ憧れてます。でも、せっかく先駆者がいてくれているんだから、彼らが拓いてくれた道を自分たちが広げていきたいです。
古瀬 私のやりたいことも弘灰さんと似ていますね。子どもの頃からずっとエンタメ全般が大好きだったので「絶対にお笑いをやりたい! 役者をやりたい!」というよりは、エンタメ業界で面白い人たちと仕事をするというのが目標です。
なので、会社員としてエンタメ関係の企業に勤めているんです。今はジャンルを問わず面白い企画に関われるよう、少しでも皆さんに名前を知っていただけるように頑張るフェーズだと思ってます。
――せっかくの初インタビューということで、最後に「こんな仕事をやってみたい」というのがあれば、この場を利用してアピールしてください。
弘灰 やっぱり、お笑いのジャンルで、これからどんどん経験を積んでいきたいという気持ちが強いです。K-PROさんのライブに何度か出演させていただいているのですが、そういう舞台に呼んでいただける機会が増えていけばうれしいですね。
古瀬 私は高校時代に軽音楽部に所属していたので、音楽も大好きなんです。最近は芸人とミュージシャンの交流も盛んなので、いつか自分もそういう企画に参加できたらいいなと思っています!
――ちなみに、どんなジャンルの音楽がお好きなんですか?
古瀬 邦ロックが好きで、特にクリープハイプさんの大ファンです。
弘灰 僕もクリープハイプさん大好きです。いつかご一緒させていただけるように頑張ります!
古瀬 結局、インタビュー中にレンタル彼女のキャラを出せなかったですね、すみません(笑)。
(取材:菅原 史稀)
1995年9月1日 千葉県生まれ、劇団「品川親不知」所属
X(旧Twitter):@koooopai
古瀬 リナオ(ふるせ・りなお)
1998年5月13日 神奈川県生まれ、「劇団あはひ」所属
X(旧Twittter):@rinaofuruse
〇劇団「品川親不知」オフィシャルサイト