Gacharic Spinが11月18日に東京・日比谷野外大音楽堂で『LIVE 2023「Limit Breaker~結成15周年に向けて~」』を開催した。本稿では来年で結成から15周年を迎える彼女たちの熱い野音ライブの模様をレポートする。

2009年の結成以来、メンバーチェンジを経て現在のF チョッパー KOGA(B)、はな(Vo)、TOMO-Z(Gt)、オレオレオナ(Key)、yuri(Dr)、アンジェリーナ1/3(MC)という現在の6人編成へと落ち着いたGacharic Spin。現体制としては最大規模となる野音ライブを見ようと、この日は多くのガチャマン&ガチャピン子が集まった。

野音ということで天気が心配されていたが、この日は晴天に恵まれつつも、やはり11月下旬ということで、ライブが始まる17時にはすでに闇夜に包まれ、ステージのライトがひときわ輝いていた。

▲Gacharic Spin「LIVE 2023「Limit Breaker~結成15周年に向けて~」レポート

名曲オンパレードに一気に会場を盛り上げる

ライブ開始時間の17時になると、ステージに配置されたスクリーンには「From the 14th to the 15th anniversary」の文字が映し出される。SEが流れ始めると会場からは大歓声が起こり、アンジェリーナ1/3の「始めようぜ!」の掛け声とともに、日本の昔話をモチーフにしたコミカルなナンバー「カチカチ山」でライブの幕を開けた。

▲アンジェリーナ1/3(MC)

1曲目から会場を熱気に包み込むと、アンジェリーナ1/3が「大きなクラップ聞かせてくれますかー」と呼びかけ、続けて「胸を張ってもいいんだよ」を披露。

ここではアンジェリーナ1/3とはな、オレオレオナ3人のボーカルが響き渡り、Gacharic Spinらしい楽器の枠を超えたステージが展開されると、続けてインディーズ時代から歌い継がれている「ブラックサバイバル」を届ける。

▲はな(Vo)

MCでは改めて6人が自己紹介。F チョッパー KOGAは「今日来てくださった皆さん、ありがとうございます! 新しいかたちで、こうやって野音に立ててうれしいです。今日は体も心も動かして、楽しんでいきましょう!」と涙ながらに語る場面も。

▲F チョッパー KOGA(B)

6人の自己紹介が終わったあとは、Gacharic Spinを代表するアッパーチューン「MindSet」へ。それぞれの楽器のソロパートは思わず聞き入ってしまった。さらに一度聞いたら耳を離れなくなる中毒ソング「シャキシャキして!!」、アンジェリーナ1/3の「大切な人を思い浮かべながら、一緒に聴いてもらえたらうれしいです」という言葉から「Voice」という正反対なナンバーを披露した。

ここからは、オレオレオナが「この歌にいつも支えられてきました。その大事な曲を今日は弾かせてもらいたいと思います」と語り、「夢言実行」を弾き語りで届け、会場は一気に静寂に包まれる。

▲オレオレオナ(Key)

「アイランドステージ」ことセンターステージへと移動し、アコースティックコーナーが届けられる。「Dear_____」「365日」といったセンチな楽曲を立て続けに披露し、歌詞に込められたメッセージをストレートに声に乗せて伝えていく。「365日」ではアンジェリーナ1/3が「初の試みをしたいと思うんですが、みんな、スマートフォンのライトを照らせる?」と呼びかけ、観客のシンガロングとともに幻想的な空間が作り上げられた。