11月20日・21日・22日の3日間、大阪と東京で『M-1グランプリ2023』の準々決勝が行われた。その結果、オズワルド、ダンビラムーチョ、ニッポンの社長など準決勝への進出が決まった30組が発表された。

2023年の準決進出者30組が発表!

11月20日に大阪・なんばグランド花月、11月21日・22日に東京・ルミネtheよしもとで行われた準々決勝。3日目はケイン・コスギとなかやまきんに君によるパーフェクトパワーズ、小籔千豊とムーディ勝山によるサブマごり押しなど人気者によるユニットや、インディアンス、オズワルド、キュウ、トム・ブラウン、ミキ、モグライダー、ゆにばーす、ヨネダ2000などの決勝進出組など、47組が登場した。

過去最多参加8540組が参加した今年のM-1グランプリ。今年は12月24日(日)のクリスマスイブに放送されるが、15時から22時10分まで、敗者復活戦を含めて7時間ぶっ通しで放送されることがすでに発表されており、さらに敗者復活戦の会場が東京・六本木ヒルズアリーナでから新宿住友ビル 三角広場に変更、そして準決勝が30組と、例年より5組増えた状態で行われるなど、さまざまな変更点が発表され、盛り上がりを見せている。

22日の準々決勝も超満員。会場は、これから始まる漫才への期待と緊張が絶妙なバランスで雰囲気はとても温かい。どの組も準決勝の椅子を奪おうと渾身のネタを披露していたが、いちばん最初に爆発的な笑いをもたらしていたのは、決勝でリベンジを狙うトム・ブラウン。初の決勝を狙う、ケビンス、ママタルト、ダンビラムーチョ、シンクロニシティ、ヤーレンズも爆笑をかっさらっていて、昨年初の決勝を勝ち取ったヨネダ2000も、さらに進化したネタを披露していた。

準決勝に進出したのは真空ジェシカ、フースーヤ、ヘンダーソン、ママタルト、ぎょうぶ、オズワルド、豪快キャプテン、バッテリィズ、エバース、令和ロマン、シシガシラ、ダンビラムーチョ、くらげ、ナイチンゲールダンス、ななまがり、モグライダー、きしたかの、ヤーレンズ、マユリカ、鬼としみちゃむ、さや香、トム・ブラウン、ダイタク、カベポスター、ロングコートダディ、華山、ドーナツ・ピーナツ、20世紀、ニッポンの社長、スタミナパンの30組。

残念ながらケビンス、シンクロニシティ、ヨネダ2000はストレートでの準決勝進出とはならなかったが、約4時間、一度も熱気が冷めることなく、結果を見ても改めてこの日、どの組が通ってもおかしくないと思わせるレベルの高い準々決勝だった。

なお、今年も出場者のうち1組が、準決勝へと返り咲くことができるワイルドカードが行われる。準々決勝の各組のネタはTVerで配信され、特設サイトから11月27日(月)12:00~12月1日(金)23:59まで投票できる。