本連載では、僕のサッカー観戦記や高校時代の思い出などを語ってきました。今回は少し趣向を変えて、もしかしたらサッカーファンのご夫婦に役立つかもしれないトピックを紹介したいと思います。

ということで、今回はスタジアムで僕たちがウェディングフォトを撮影したときのレポートをお送りします。この記事が、サッカーファンの前撮りの参考になれば幸いです。

ただ、我々がウェディングフォトを撮ったのが2021年の頭ということで、やや記憶が薄れつつあるということ、ご了承ください。

妻からのビッグサプライズ!

「結婚式の前撮りどこで撮る?」

僕が妻に尋ねると、妻は自身が生まれ育った街であり、「結婚式を挙げるなら絶対ここがいい!」と言っていた横浜を差し置いて、埼玉スタジアム2002を提案してきました。

タカハラ、オオグロ、ヤナギサワ、タマダ……マキ!! 以来のサプライズです。

しかし、埼玉スタジアムのホームページにそういった利用の案内は一切ありませんでした。そこで問い合わせてみると、「埼玉スタジアム2002公園としてウェディングフォトは受け入れている」んだとか。

「ただ、できるって知らない人が多いから、撮る人が全然いないんですよー」とはスタッフさん談。

なんでだよ! 言いふらせ言いふらせ!! 需要あるに決まっているんだから! そういうのを知らせるのがホームページだろ!!(今はホームページに情報ありました。うちの夫婦の撮影がターニングポイントらしいです。いや、マジで)

ということで、僕は2014ブラジルW杯で知り合ったカメラマンのルリコちゃんに相談をしました。

ルリコちゃんのエピソードは尽きないのですが、簡潔に紹介すると、世界中を旅するなかで、語学力を活かして現地で仕事を見つけて、その傍ら現地語を覚える。そんな旅を繰り返す野生味あふれる女の子で

「アラビア語は難しかった」

と、あたりまえ体操のひとネタくらい当たり前なことを実際に学んで、やっと気づくチャレンジスピリットがあります。出会った当初は

「幼少期の子育てはブラジルでしたい!」

という、たくましすぎる価値観を持っていましたが、今は結婚して日本でキャンプしたりしながら平和に暮らしてます。

そんなルリコちゃんが、友達に限って前撮りの撮影もしているということで、カメラマンも確保。(僕たちのウェディングフォトが良すぎるので、「私もこのカメラマンさんにお願いしたい!」という問い合わせがめちゃくちゃ僕のところに来るのですが、お仕事としてはやってないそうです。すみません)

スタジアムとカメラマンが確保できてひと息ついていると、スタジアム側から「事前に一度、下見に来てください」という連絡がありました。妻は仕事で行けないとのことで、僕は「注意事項を聞くぐらいでしょ?」と、軽く顔を出すくらいのつもりでいたのですが、ルリコちゃんに連絡したところ、

「私も行く!」

と強気で押し切られて一緒に下見に行きました。

僕が、ロッカールームやベンチを見てキャッキャしているあいだに

「ここは、このアングルから……」

とか

「この時間だと、こっちから光が入るから……」

と撮影場所の選定をしているルリコちゃん。カメラマンにとって下見は必須らしい。撮るスポットを事前に知っておくとか、雨が降った場合の撮影場所は……とか、いろいろありますからね。

一方、僕は監督よろしくロッカールームのホワイトボードに架空のフォーメーションを書いていました。当事者の自覚持てよ……。

そして、撮影の注意事項説明。今後検討される方の参考までに一部抜粋して紹介します。(僕たちが撮影したころとは変わっているかもしれません。最新情報はHPをチェックください。HPは記事の最後に掲載しています)

・撮影時間は準備・撤収を含めて「3時間」です。(10:00~15:00)
・ピッチ内は12:00~13:00に撮影が可能です。(芝生育状況、緊急の作業によりメインピッチ(以下、ピッチ)内では撮影ができない場合があります)
・ヒール、革靴はピッチ内で着用できません。スニーカーなど、底がフラットな靴をご用意ください。
・ピッチ内へ持ち込みを希望する物品は事前にご相談ください。
・カメラマンや機材はご自身で手配ください。

……などなど。その他にもいろいろあるのですが、時間制限と靴なんかは注意が必要ですね。

ちなみに重要な料金ですが、埼玉スタジアムの場合、ウェディングフォトは53,200円(当時)でした。ゴールを設置したり、ラインを引くと追加で10,000円ずつかかるとのこと。

また撮影可能エリアは選手ラウンジ、選手ロッカー、ウォーミングアップ室、選手入場エリア、ピッチサイド、ベンチ、ピッチ内、観客席となっていました。

豪華ですねぇー! ただ、時間に限りがあるので取捨選択が必要な場合もあります。