まずはカウンセリングから

毎日当たり前のようにしていたヒゲ剃りだが、ある日、その面倒くささに気づいてしまった。そこで男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」の稲見文彦総院長に脱毛のメカニズムや疑問点を丁寧に答えてもらい、ついにヒゲ脱毛を決意する。

もっぱら「痛い」と噂のヒゲ脱毛だが、総院長いわく飛び上がるほどでもないし、麻酔という強い味方もいる。

ゴリラクリニック総院長に聞く。 第1回

というわけで、いざ脱毛当日。ゴリラクリニックの待合室はブラックとゴールドが基調のデザインで非常に高級感があった。

高級感あふれる待合室 写真:ゴリラクリニック

平日の夕方という時間帯にもかかわらず、順番を待つ患者さんが多くいた。総院長が言っていた「患者数(初診)は実に17.6倍にも増加しており、美容医療に対する需要の高まりを実感しています」という事実を目の当たりにすることになる。

問診票を書いて待っていると順番がやってきた。まずはカウンセリングから。

カウンセリングが不安をとりのぞく 写真:ゴリラクリニック

今回、事前に総院長から一通りの疑問は聞いていたのですぐに終了。だが、もし自分が一般の患者さんなら、無料カウンセリングで抱える不安や疑問を直接聞けるのは意外に大事だと思った。しかも、どうしても不安であれば施術を改めることもできるという。これは心強い。

そして、場所を施術室へと移す。部屋に入ると、インタビューで聞いていた医療脱毛用のレーザーが置いてある。いよいよ本番だ。

医療脱毛用のレーザー① 写真:ゴリラクリニック
医療脱毛用のレーザー② 写真:ゴリラクリニック

と、施術の前に記者のヒゲの状態を確認しておきたい。以下が丸2日放置したヒゲの様子だ。いわゆる「剛毛」ではないが、ヒゲ剃りをサボると昼には青みがかってくるので、毎日のヒゲ剃りは欠かせない。

レーザー脱毛を受ける前には、基本的に自分でヒゲを剃ってから来院する必要がある。劇的なビフォーアフターをここで示すことができればよかったが、その日のうちに脱毛の効果を実感することはできない。総院長によれば「1週間後くらいから効果が見え始める」そうだ。