Hello!風の時代に舞い降りました。風の時代の風雲児。風野又二朗です。
4月になりましたね!
年明けが1年のスタートである訳ですが、この4月もまた、たくさんの人にとって、新たなスタートになっているのではないでしょうか。
新入生だったり、新入社員だったり。会社が変わった、部署が変わった、学校が変わった、クラスが変わったなど、新たな始まりを感じている方も多いのではないかと思います。
先日、友人の結婚式に参列致しました。やはり結婚式というのは良いものですね。
結婚もまた誰かの人生の新たなスタートで、その瞬間を一緒に共有して見せて頂くのは、嬉しいものでした。
スタートというのは、大きな希望と期待と同時に、不安や戸惑いもあるのかな。今日はスタートについて考えてみたいと思います。
まず、スタートってなんやねん!
語源は14世紀後半から使われていたみたいで。“体が反射的に動くことや、突然の跳びはね”を意味する、「start」(動詞)から来ているそうで。急に飛び出す「sterten」から来ているとも言われているそうです。【風野調べ】
反射的、突然の、急に、という言葉から推測できるのは、予測できない事に使われていたのかなと思います。
昔は、ここからスタート!ここから始まり!という時に使ったのではなく、いきなり始まった事、動きに使っていたって事なのかなと思いました。
狩猟の言葉としても使われていたようなので、予測不能な獣の動きとか、そういうところからきたのかもしれませんね。
でも今回、スタートについて改めて調べていて、風野、思ったんです。本当のスタート、始まりはいつからなのかなって。
例えば、出社だったり、登校だったりが始まるのは4月かもしれませんが。その会社、その学校に行きたい! あるいは、行くことになった事が決まった時点で、それについて考え始めた時点で、そこからがスタートなんじゃないかって、思うんです。
それがぼんやりと考えたところからなのか、ビビビ!っとそこに行こうと思ったのかでも違うと思うんですけど。いずれにしても、スタートというのは、このポイント!という決められた日時ではなく。すでに始まっているものなんじゃないかと思うんですね。
もしかしたら、カゼノ〜の皆さんの中にも、これから、新たな環境のスタートに不安や戸惑いを感じている人もいるかもしれないのでね、お伝えしたいんですけど。
大丈夫!あなたのスタートはすでに随分前から始まっていて、その事について、無意識に体や心が、頭より先にその事について考えているのでね。
心配しないで!全部うまくいきます!大丈夫です!
だから、思い切りこの春のスタートに飛び込んでいって欲しいなと思っています!
いやあ、今回も書きながら気がついちゃったんですけど。始まりがいつからなのか分からないのって、
恋と一緒ですよね。
恋も、いつ始まったのか分からなくて。本当に気がついたらそこにあるものっていうかね。
恋もまた、反射的、突然の、急に、が当てはまるのでね。恋もスタートみたいなものなのかもしれません。
今回のコラムで101回目となりました。このコラムも、始まったのは4年前ですが、始めたいな!と強く思ったのは、5年ぐらい前で。自分がコラムをいつか書いてみたいなと思ったのは、10年以上前なんですよね。
始まりとスタートは、もしかしたら違うものかもしれませんね。
そしてね、始まったからって、後は終わりに向かうだけじゃないんですよ。
始まりの中に、何回だってスタートがあって良い。
このコラムも101回目、次の100回に向けて、新たなスタートとなりました!
この春何かを始める人も、何かがスタートする人も、一緒に頑張っていきましょうね!
それでは、又、風の吹く日に。