ありがとうございます!!!
2020年より始まったこのコラム。『風をあつめて 巻き起こす』が今回のコラムで100回を迎えました!
今、スマホを置いて、拍手を送ってくださっているカゼノ〜の皆さん!ありがとうございます!
パソコンの前で、マウスから手を離し、拍手を送ってくださってる方も、聞こえています!
今、電車ですかね?親指でスクロールしながら、マスクの中で少し微笑んでくださった、そこのあなた!そう!あなたの顔もはっきりと見えております!
2階席ぃぃ!3階席のみんなも見えてるよう!!本当にありがとう!
この景色を見せてくれて本当にありがとう。
今思うのはですね。雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ、丈夫な体を持ってですね、書き続けてこられて、本当に良かったなと思っています。
まずは、時空を越えて、宮沢賢治先生に感謝しています。
幼き頃にですね、宮沢賢治作品に出会っていなければ、いまこうして、風野又二朗は誕生していなかったですから。
本を読むのが、いつも、とても楽しくてですね。誰かが書いた文章に触れるのは、自分では体験できなかった、あるいは、これからも体験できないであろう、不思議な世界に連れていってもらえますから。
そんな世界を体感していなかったら、日々の潤いが違っていたでしょうし、今こうして、書くという仕事をしていなかっただろうなと思います。
同じ時代に生きている、自分では生きれなかった誰かの人生を、見ることができる。
少しだけ、明日が楽しみになるような、2週間に1度、少しフフッとなって、肩の力が抜けるような、そんなコラムを目指して続けてきました。
風野のこの4年間を振り返ると。それはそれで激動で、仕事内容も変わってきました。でもね、変わらない事があります。
コラム書いていて楽しいなって事です。このコラムを書いている時、キーボードの上で、指も踊っているし、心も踊っています。
そこだけは変わらず、今日までここにきました。
100回目という事で、自分はブレずにここまできたのか。過去のコラムを振り返っていまして。風野がとても好きな文章を見つけました。
トイレと言えば、小学生の頃、学校で“大”するの緊張しませんでしたか?風野の通っていた小学校では、まだうんこで爆笑するくらいピュアな奴らが多くて、ただトイレで大をしただけで、『うんこマン』というあだ名がついてしまった子がいて、それ以降非常にみんながデリケートになった時期がありました。
その頃は、いつイジリがイジメに変わってもおかしくない不安定な時期でしたから、みんな、慎重になっていました。普段は人が立ち寄らない視聴覚室の近くのトイレに行ったり、昼休み家まで帰ってする強者まで現れました。ただ、さすがに、小や大を我慢するのは体に良くないということで、悩んだ僕は、ある日仲間たちを集めて、同学年の生徒達が集まる前で、こう高らかに宣言しました。「僕たちは、うんこします!」
これは後に『うんこ宣言』として、あの日以降として、語られていくんですけども。その日以降、「うんこ行ってくる」「おう!ウンチョス!」という具合に、教室で当たり前にうんこの話が飛び交いました。今まで遠ざけていた、うんこ(弱点)が、むしろコミュニケーションの核(強み)になった瞬間でもありました。
これは、その後、社会に出てからも応用が利いた出来事で、みんながやりたがらない(やっていない)事を、率先して楽しくやっていく事で、唯一無二の自分の強みに変わっていく。仕事でも大切している事の一つです。
※第2回 風のRESTROOMより抜粋
みんながやりたがたらない、やってこなかった事を、率先して楽しくやっていく事。これは今も大切にしている事です。
誰でもできる事を、自分にしかできないやり方で、これからもやり続けていきたいと思います。
そんな風を、これからもお届けしていきます!これからも、よろしくお願いします!
それでは、又、風の吹く日に。