周りから新たな一面を引き出してもらっています
――さて、生田さんは乃木坂46卒業から2年半が経ちましたが、ソロ活動を始めたときと今とでは心境に変化はありますか?
生田:ずっと皆で行動するとか、足並み揃えることに慣れていたので、初めて一人で仕事をするときはソワソワしていたんですけど、今は現場の人たちだけではなく、いつもお世話になっているマネージャーさんやヘアメイクさんなど、周りのスタッフさんのことをチームだと思えるようになってからは不安がなくなりました。自分でできることをやりながらも、頼らせてもらったり、逆に周りから引き出してもらって、新たな一面を発見できています。
――ドラマ・舞台・声優・MCなど、幅広いジャンルで活動するうえで意識していることはありますか?
生田:あんまり自分で意識的に何かしようとか、意図的にコントロールしようとか思うと、逆にガチガチになってしまうことのほうが多いので、その場所その場所でそこにいる人たちと関わることによって、自然な自分を出すことは意識しています。
――生田さんって、どの現場でもすごく自然体でいられている印象があります。
生田:本当ですか? でも、どの現場でもふっと力を抜いて、なんでも物事を決めつけたりしないように心がけています。
――最後に視聴者に向けて、ドラマの見どころを教えてください。
生田:今回は先生の話ではあるんですけど、学校生活だけではなくて、家族の話だったり、恋人やパートナーとの話だったり、一人の人間としての生き方が描かれているのですが、誰しもがきっと、家での自分と仕事場とか学校での自分の葛藤で揺れ動いたりとか、いろんな人間関係に板挟みになったりするなかで、皆さんそれぞれ一生懸命に生きていると思うんです。
このドラマを見て、自分だけじゃないんだなとか、完璧は無理だよなとか、そういうことを少しでも感じてもらって、見てる人たちのエールになったらいいなと思っています。
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