大人気ホラーエンタテインメント番組「ゾゾゾ」のメンバーに突撃インタビューを敢行。お酒を飲みながら、長尾氏・山本氏・皆口氏に「秋の夜長に観たいホラー映画」を紹介してもらった。
個性豊かなラインナップと「ゾゾゾ」メンバーならではの“見どころ”に注目しながら、ぜひ、この秋に観たいホラー映画を見つけてほしい!
「後味が悪いかどうかは観てのお楽しみ」(長尾)
さて、「ゾゾゾ」の永遠の“スペシャルゲスト”であり、サブチャンネル『家賃の安い部屋』でもおなじみの長尾氏(しょうちゃん)登場。幼少期から家族でよく映画を観てきた長尾氏がセレクトした映画は…?
◇『月に囚われた男』監督:ダンカン・ジョーンズ(2009年公開)
◇『アイデンティティー』監督:ジェームズ・マンゴールド(2003年公開)
長尾:映画はぼちぼち観る方なんですが、今はあまりゆっくりできる時間がないので、新作を追うというより、昔好きだった作品なんかを観ることが多いですね。
最近は、心にズーンとくるような重い作品や後味の悪いものより、気持ちよく爽快に終わるような作品を観ることが多いかも……。とはいえ、ホラーならちょっと後味の悪さが重要だと思いますし、救いのない終わり方の作品が好みですね。
『月に囚われた男』は、ホラーではなくSFミステリーなんです。月にひとりで取り残された男がどうなっていくか……というほぼ一人芝居なんですが、その演技が、常にハラハラではないですけど、じっと静かにドキドキ観ていられるんですよね。
SF初心者の人にもおすすめ。近しい作品で『ゼロ・グラビティ』も好きですけど、よりおすすめなのはこちら。後味の悪いかどうかは、観てのお楽しみ、ということで。
『アイデンティティー』に関しては、ぜひ、何も知らずに観ていただきたい作品。僕はジョン・キューザックという俳優さんが好きなんです。筋書き自体はよくある話なんですけど、この映画が2003年に作られた、っていうことも含めて、ぜひ観てほしい。
秋の夜長、ちょっと暇で「ホラー観るぞ!」っていうタイミングでもいいですし、カップルとか友人と複数人で観ても面白い作品だと思います。詳しいことは言えないんですけど……。僕はすごい好きな作品ですね。