秋元康プロデュースの11人組アイドルグループ・WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)。2023年12月のデビューから1周年を迎えた彼女たちは、クールな世界観を軸に進化を続けている。
最新曲『I do love you!』では初恋のような甘酸っぱい感情を爽やかに歌い上げ、新たな一面を披露。インタビューではメンバーのAOI、CHOCO、HANNAが、デビューからの成長やグループの絆、ファンへの感謝、そして未来への抱負を語った。
メンバー全員で話し合うようになりました
――まずは皆さんの自己紹介をお願いします。
AOI:AOI(アオイ)です!東京都出身の20歳です。趣味はミュージカルとライブを観ることです。特技はまつ毛に爪楊枝をたくさん乗せることです。
――何本まで乗せることができるんですか?
AOI:最近試したんですけど、片方のまつ毛に14本乗せられました!
CHOCO:増えてる!
AOI:最近3本増えたんだ。
CHOCO:高校3年生で17歳のCHOCO(チョコ)です! 東京都出身ですが、北海道に6年間住んでました。 趣味はアニメとゲーム、コスプレも好きでよくします!
――コスプレのお写真はInstagramにも載せていましたね。
CHOCO:そうなんです!あとは自作のPCも組めます。ゲームは基本的にPCでやっていて、フォートナイトをよくやるんですけど、私と父、弟、HANNAの4人でやってます(笑)。
――楽しそうですね(笑)。それでは最後。
HANNA:はい!兵庫県出身でグループ最年少15歳・最高身長のHANNAです。私も趣味はゲームをすることと、最近はドラマをよく観ています。特技は新体操と走ることです。
――高身長を生かして走高跳もされていたそうですね。
HANNA:そうですね。家族みんな身長が高い方で、母は164cm、父は175cm、兄が家族で最も高く、180cm以上あります!
――ありがとうございます。WHITE SCORPIONはデビューからちょうど1年が経ちましたが、グループや自身にどのような変化があったと感じますか?
CHOCO:話し合いの時にメンバーみんなが遠慮せずに意見を言えるようになったと感じます。結成当時はなかなか意見が言い出せないメンバーもいて、何人かで決めるという感じだったんです。
AOI:ライブのパフォーマンスについてや、今だと2年目に入るので、具体的にどれくらいの大きさの会場に立ちたいかをメンバーで話し合ったりするんです。
CHOCO:今はメンバー全員が意見を言えるようになり、本当の意味で全員の意思を踏まえた話し合いができるようになりました。
AOI:それこそパフォーマンス力はデビュー当時よりも格段に上がったなと感じます。デビュー当時はダンス未経験の子ももちろんいたし、ダンスが難しいのでメンバーみんな、ついていくので精一杯だったんです。
AOI:1年の活動を通してダンスも歌もグループ全体で上がったと思います。最近、アイドルフェスに出演させていただく機会があったんですが、初めてWHITE SCORPIONを見てくれた方がパフォーマンスを褒めてくれたんです! グループの成長が観ている方に伝わっていて嬉しいです。
――メンバー全員が意見を出すようになった点もパフォーマンスに関わっていそうですね。
AOI:そうですね。例えば練習中に立ち位置に違和感を感じたら、一旦止めて全員で話し合いながら合わせるようにしています。
――HANNAさんはデビューして15歳を丸一年、ホワイトスコーピオンで活動され自身の成長も感じる部分はあるんじゃないですか?
HANNA:最近、みんなに「喋れるようになったね」ってよく言われます。ラジオでレギュラーを持たせてもらっているんですけど、最初は絶対にメモをしないと喋れなくて。でも少しずつ慣れてきて、自分の意見も言えるようになってきました。
HANNA:レッスンの時も「こうした方がいいんじゃないか」と意見も少しずつ言えるようになってきて。それこそ、こういったインタビューでも伝えたいことが言えるようにもなってきたなと感じます。
初めて聴いた時は驚きました
――デビュー1周年にあたる12月7日にリリースされる6thデジタルシングル『I do love you!』について、楽曲のコンセプトや、注目してほしいポイントを教えてください。
AOI:今までのクールでカッコいい曲調とは反対のラブソングになっています。仮歌をメンバーみんなで一緒に聴いたんですけど、最初はみんな驚いていました。これまではクールなイメージの強いグループでしたが、1周年を記念する楽曲で「爽やかな初恋の歌も歌えるんだぞ!」というのもお見せしていきたいです。
CHOCO:私たちと同世代の方は、より共感しやすい歌詞になっているんじゃないかなと思います。
――特に好きな歌詞やパートはありますか?
AOI:今までは“愛している”という表現が多かったんですが、今作は“好き”という言葉に変わっていて、より身近に感じました。情景がイメージしやすい歌詞で、レコーディングする時も自分の素直な気持ちを込めて歌うことが出来たように感じます。
CHOCO:私は落ちサビの「I do love you! 君が大好きだ 普通の“好き”とは全然違う」がお気に入りです!歌詞は1サビと同じだけど、音楽が静かになり歌い方もより感情がこもっていて。他のパートは好きという気持ちをストレートに伝えている感じだけど、ここはもっと複雑な思いがこもっているように感じて好きです。
――歌詞に込められた想いや歌い方に指示はあるものなんですか?
CHOCO:自分で解釈して、落とし込んでレコーディングに臨んでいます。他のメンバーがレコーディングしているところを見学することがよくあるんですけど、そこで解釈というか、こういった捉え方もあるんだなと気付かされることもあります。
HANNA:どんなMVになるのかも楽しみにしていて欲しいです! WHITE SCORPIONにはこんな一面もあるんだと感じてもらえれば嬉しいです。
――カップリング曲『純愛トースター』は今までのWHITE SCORPIONらしい楽曲でしたね。
CHOCO:すごいアップテンポで、イントロからビートを刻んだ曲調で、「これはライブで盛り上がるな!」と感じました。コールやペンライトでファンの方と一緒に盛り上がる曲になっていければなと思います。
AOI:どんなパフォーマンスになるかも楽しみだね!