真空ジェシカの「調整」
先日、かねてより交流のあるサツマカワRPGとでか美ちゃんの結婚式に出席した。芸人がたくさん出席し、アットホームで最高な結婚式だったのだが、披露宴の『余興』として、真空ジェシカが「これからM-1の決勝でやるネタを調整します」と言って、決勝戦で披露した『商店街ロケ』の漫才を、ストップウォッチ片手に100%の力でやってのけたのだ。当然会場は割れんばかりの大爆笑、大切な仲間であるサツマカワさんへの、これ以上ないお祝いだと思った。僕はてっきり“調整というボケ”なのかなと思ったら、決勝で本当に披露していて、二度驚いた。
2次会でガクさんと同じテーブルになったので「もう決勝も慣れました?」という質問をすると「いまだに予選から全部緊張します」とのことだった。川北さんは思ったよりガツガツ料理を食べていた。とにかく3位は立派なので、来年はぜひまた誰かの結婚式で調整したネタで優勝してもらいたい。
少し話は変わるが、僕がテレビ朝日に在籍していた2021年、「ランジャタイもういっちょ」というYouTube番組を担当していた。ランジャタイがM-1決勝進出を目指すというコンセプトの番組だったのだが、2人は「M-1グランプリ2021」で本当に決勝進出を果たし、お役御免で番組は終了した。
「今田耕司さんとの絡み方の練習」「階段降りの練習」「『CMの後』でズッこける練習」などを番組で練習したので、本番でちゃんとできるか気が気じゃなかった。どこまでいっても芸人さんが主役で、我々は外野から応援しているだけだけど、自分の近しい仲間が決勝に進出して「気が気じゃないテンション」で観るM-1が少し懐かしくなった。伊藤ちゃん元気かなぁ。
来年に向けた戦いは始まっている
M-1グランプリ2024決勝戦が行われていたその日、弊社は東京・代々木公園にて開催されている『ふるさと東京応援祭』という食フェスに出店し、朝から晩まで「肉まん」を売っていた。僕は別の場所でM-1を鑑賞させてもらっていたのだが、アルバイトスタッフのみなさんがめちゃくちゃ頑張ってくれて、12月22日は前日比4倍の売り上げを叩き出していた。
僕は「みんな家でM-1を観るから売上落ちちゃう」と本気で心配していたが、全然そんなことはなかった。代々木公園は、ケヤキ並木を青色のイルミネーションで彩る『青の洞窟 SHIBUYA』というこの季節恒例のイベントが開催されており、公園内はカップルや家族連れで溢れかえっていた。
1つ前の連載でも書いたとおり、どれだけM-1が国民的行事になりつつあっても、M-1に興味がない人たち、M-1がなくても幸せに暮らしている人たちがたくさんいることを忘れてはいけない。
どちらが良い悪いではないけど、弊社としては、あの日に肉まんを買ってくれた“おそらくM-1に興味がない人たち”に感謝をしなければならない。お買い上げ本当にありがとうございます。万が一“すべての情報を遮断して、イルミネーション堪能して帰宅してからM-1を追っかけ再生した”という猛者がいたら本当に尊敬するし友達になりたい。
〇M-1準決勝を現地観戦して感じた「どん兵衛持ち帰り枠の後継者登場に期待!」
では弊社がなぜM-1の裏で肉まんを売っていたかというと、僕の高祖父(ひいひいじいさん)が『浅草来々軒』という中華料理店を開いて、それが歴史資料に残るほどに大繁盛、いったんお休みしつつ現在も新横浜で営業中なのだが、その店を2025年から弊社で本格的に展開させようと目論んでいる。
そのために食フェスのノウハウを身につけようという思惑で、M-1の真裏で粛々と肉まんを売っていたのだ。M-1グランプリの裏で数多の漫才師たちが来年に向けた戦いを始めているように、弊社も来年に向けた戦いを始めているのだ。
改めてM-1グランプリ2024は最高の戦いだった。書きたいことはまだたくさんあるけど、1番面白かったのは、敗者復活戦の直前生配信で一瞬だけ映った「例えば炎タキノさんのハンチング姿」だった。まだしばらくTVerで観られるはずなので、M-1に興味がない皆様もぜひご覧ください。
〇まもなく M-1 グランプリ 2024 敗者復活戦会場から徹底考察&生リポート
次回の『TP社長日記』は、2025年1月7日(火)更新予定です。お楽しみに!!
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