箱根駅伝を横目に正月も台本の執筆
台本の量も倍になるためなかなか終わらず、箱根駅伝が行われているのを横目に執筆中だ。駅伝は何人かでタスキをつないでいるけど、台本作成は僕1人。いくら作業が遅くても、外国人留学生が快速を飛ばして巻き返してくれることはない。旗を振ってエールを送ってくれる観客もいなければ、給水所もないので、冷蔵庫から1人でお茶を出し、年末の食フェスで売れ残ったあんまんを、チンして食べて栄養補給をしている。社員の桜井さんはお正月休みで実家に帰っているし、かなり孤独な戦いが続いている。今回の日記はしんどさの区間新記録を大幅に更新するペースだ。
じゃあなぜ、そんなしんどい思いをしてまでイベントをやりたいか。とんでもなくかゆいことを言って恐縮だが「この番組が好きだから」以外にない。あーかゆいかゆい。
まず出演者の板橋ハウス3人のことが好きだ。どんなときもマイペースで面白く、やりたくないことを極力やらないで生きている彼らの生き方に憧れている。他の2人がしっかりしてなさすぎるため、消去法で「しっかり者」をやってくれる竹内くん、人懐っこくて放っておけない、きのこカットの吉野くん、そして何も覚えていない住岡くん。僕はとにかくこの3人を甘やかしたいのだ。3人にいい思い出を作ってもらいたい、サプライズを仕掛けて喜んでもらいたい、打ち上げでおいしいごはんを食べてもらいたい。プロデューサーではなく親戚のおじさんのほうがしっくりくる。
このツアーの各地で3人の親御さんにもお会いすることができた。それぞれの地元に凱旋し、大きな会場で満員御礼のイベントをやるということをとても喜んでくれて、僕たちスタッフにとても感謝してくださっていた。3人に親孝行する機会を作ってあげられた、その事実だけでもツアーをやってよかったなと思う。各親御さんとも毎回かなりの量の差し入れを持ってきてくださるのも、単純にありがたいし、それだけ好意的に番組を思ってくれてるのかな、と嬉しくなる。
僕はこの番組に関わってくれる人みんな大好き
さらにイベントには当然ながら板橋ハウスのファン、番組のファンの方がたくさん来てくださる。SNSを見ると「イベントを楽しみに生きる」なんて書いてくれる人もちらほらいて、それだけでも苦労が報われる。誰かにとっての特別な日を作れるだなんて、最高じゃないか。海外から来てくださる方、泣けなしの小遣いをはたいて来てくれる学生、チケットが取れなくても物販だけ来てくれる方などなど。
ましてファイナル神奈川公演は正月明け、学校や会社を最も休みづらい時期だ。そんな日程で来てくれるのは本当にありがたい。休んだせいで、もしクラスや職場で浮いてしまったら一緒に謝りに行かせてほしい。
さらには弊社の桜井さんも、愛情たっぷりに準備をしてくれている。ときに「そんなことまでやらなくても」というくらいのこだわりで作業してくれているのだが、会場に掲示されるパネル1枚とっても、きっとその愛情が伝わってくるはずだ。僕と同じ気持ちで仕事をしてくれてるんだろうな、と思うとこれまた嬉しくなる。
僕はこの番組に関わってくれる人みんな大好きだ。だからしんどくても頑張れる。
「板橋ハウスのラジオディア4大都市ツアー2024」ツアーファイナルは1月8日9日に神奈川県民ホール・大ホールで行われるのでぜひお越しください。会場にきていただければ当日券も売ってます。番組を聴いてなくても楽しめます、絶対おもしろいです。
次回の『TP社長日記』は、2025年1月24日(木)更新予定です。お楽しみに!!
●TPと桜井の頑張れラジオ[stand.fm]