“知識”を身につけた未来のわたしから一言二言

まず読者の皆様に謝罪しなければならないことが!!
19話にて、20話に停滞打破の方法として

「〇〇ドリル」

のことについて書くと予告していたのですが、なんだかんだで19話同様、20話もすんげー長くなってしまい、また「〇〇ドリル」の〇〇がなんなのかを書くことができませんでした!!

すみません!!

正直、「いや、どんだけ引っ張るんだよ。よっぽどのことなんだろうな?」とお思いですよね。

でも……これ以上書くとまたY編集から「長いです」って怒られるんですもん……。
というわけで、〇〇ドリルについては次回に書きますので、どうかお許しください!!

さて、このコーナーもこれ以上長く書くと、またY編集からハイカロリーなものを投げつけられてしまいますので、手短に。

今回の私の失敗は、停滞しているところで、更に摂取カロリーを下げてしまったこと。

これ、完全に悪手です。

確かに停滞しているところから、更にカロリーをカットすれば一時的には少し痩せます。が、そのやり方ではまたすぐに体重が停滞してしまうんです。

理由は、身体が更に下がったカロリーに適応しようとして、更に省エネモードになるから

つまりこの方法だと、停滞して、更にカロリーを減らして、また停滞して、更に……

と、もう どんどんどんどん地獄の方向 に向かってしまうんです。

ダイエットで一番間違えがちなのが

減らせば減らすほど痩せる動けば動くほど痩せる。

という考え方。

ダイエットをする以上、食事のカロリーを減らす、というのはもちろん正しい選択です。

ダイエットの原則は、アンダーカロリー(食べたり飲んだりしたカロリーより、消費したカロリーの方が多い状態)であること。

これは、これまでも何度もお話していた通り、ダイエットの大原則。

でも、アンダーカロリーにしようとしてカロリーを減らしすぎると、体は途端に省エネモードに移行し、体重は停滞。

なので、減らすカロリーは、自分の 1日の総消費カロリーの10%〜15%(よっぽど多くても30%まで)にするのがオススメです。

「自分の1日の総消費カロリーなんてわかんないよ」という方も多いかもですが、そんな場合は、こちらの「keisan」さんのサイトでおおよその目安は簡単に調べられますので、ぜひ使ってみてください。(総消費カロリー = メンテナンスカロリー なので、メンテナンスカロリーが自分でなんとなく把握できている方は、メンテナンスカロリーから10%〜20%って計算でも大丈夫です)

例えば仮に、30歳女性。身長158センチ。体重60キロ。
通勤くらいで、ほぼ運動をしないデスクワークの人。が、いたとします。

その方の1日の総消費カロリーは、おおよそ1630kcal(うち、基礎代謝が1360kcal)。
なので、減らすカロリーは、160kcal〜240kcalということになります。
つまり、1日に1470〜1390kcalほどの摂取カロリーが、停滞なく、省エネモードにならないであろうカロリー設定ということです。

そして、もう一つ。絶対に守ってほしいこと が。

それは、1日の総摂取カロリーが、基礎代謝より下回らないようにすること!

基礎代謝を下回る、身体が省エネモードに移行し、停滞する可能性大!!

しかも基礎代謝を下回ると、活力がなくなり、もうマジでQOLがだだ下がりします。
今回の私のように。

早く痩せたいという気持ちは痛いほどわかります、が!

食べないで動くが1番停滞します。

そして体は省エネモードから抜け出せなくなり、身体は自分の身を守ろうと、むしろ脂肪をつけようとしてしまう。

例え根性で耐え抜いたところで、ろくな結果になりません。
ダイエットは、だるさを感じるやり方でやったら負けです。

断言します。
ダイエットは 決して苦しんでやるものではない!

むしろダイエットのテーマはいかに楽をするか!!

苦しいダイエットの方が、結果が出ないことが多い。
ということは覚えておいてくださいませ。

(第21話につづく……2025年5月15日公開予定)

※本記事は、WANI BOOKOUTにて公開された記事を再掲載したものです。