初のレギュラードラマは、土ドラ『浅草ラスボスおばあちゃん』

――今回の連続ドラマ・土ドラ『浅草ラスボスおばあちゃん』は、初めての映像レギュラー出演ですね。

長田 : はい。舞台とは違い、映像はカメラが四方八方から入るため、演技の感覚もまったく異なります。主演の梅沢富美男さんをはじめ、共演者の方が温かく迎えてくださり、小道具の背景や所作の意味なども丁寧に教えていただきました。梅沢さんからは「手ぬぐいひとつにも意味がある」といった知識もいただいて、芝居以外の学びも多いです。

――とても雰囲気のいい現場のようですね。

長田 : とても温かい現場です。撮影の合間にも役者同士で自然に会話が生まれ、プライベートな話から芝居の相談まで、色々なお話ができる環境です。敵対する役同士でも、趣味の観葉植物の話で盛り上がったこともあります(笑)。

――舞台の現場とも違う、新たな学びの場になりそうですね。

長田 : 共演者の皆さんからも、スタッフさんからも様々な刺激をいただいていて、ありがたいです。なので、最後までちゃんと向き合って、諦めないことも大事にしています。

▲芝居以外の学びも多く、刺激の多い撮影現場になった

――お話をお聞きしていると、仕事一辺倒の様子ですが、プライベートや息抜きはどのようにされていますか。

長田 : 観葉植物を育てることが癒しです。どんどん増えちゃって、水やりや温度管理、湿度管理など手間はかかりますが、その時間が自分を落ち着けてくれます。旅行も好きなんですが、水やりのことを考えると家を空けられるのは1週間が限界で。植物に縛られつつ旅行を楽しんでいます。

――旅行先としてお気に入りの場所はありますか?

長田 : 京都が好きです。京都にはお気に入りの場所がいくつもあります。川沿いに座って景色を眺めていると、あっという間に一日が過ぎていきます。

――今後の目標を教えてください。

長田 : 舞台や映像の垣根を越えて、観てくださる方の人生に前向きな変化を与えられる俳優になりたいです。僕の出演作をきっかけに、誰かが新しい一歩を踏み出せるような作品に関わっていきたいと思っています。


プロフィール
長田光平(ながた こうへい)
1997年9月12日生まれ、神奈川県出身。2018年にボーイズグループに加入し、活動開始。2022年1月にミュージカル『刀剣乱舞』小竜景光役で俳優デビュー。以降、『ブルーロック 2nd STAGE』糸師凛役、ミュージカル『夜曲~ノクターン~』虎清役のほか、OFFICE SHIKA CHILDHOOD『クマのプーとアクマのゾゾ』では主演の魯瓶役を務めた。現在、東海テレビ・フジテレビ系全国ネットドラマの土ドラ『浅草ラスボスおばあちゃん』では、人力車の車夫・轟大輔役で出演中。
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