2022年に「インキャが世界を救う」「未だ何者でもない女の子たちが何者かになる物語」というコンセプトで結成。メンバーの個性とプロデューサーのこゆびちゃんが手がけるハイレベルなクリエイティヴも相まって人気上昇し、23年にはKT Zepp YOKOHAMA、24年にはTDCホールとワンマン規模も確実にレベルアップ。
ネガティブにも捉えられる“インキャ”なのになぜここまでの快進撃を続けられるのか? 全国ツアー真っ最中の7人に話を聞いた!
全国ツアーでグルメリーダー大活躍!
――アイドルの全国ツアーってだいたい東名阪+福岡くらいの印象なんですが、今回のNANIMONOさんのツアーは何と16ヶ所!! メンバーさん的には“うぇ〜大変!”なのか“嬉しい〜!”なのか?
全員:嬉しい!
紫苑:いろんなとこ行けるし〜!
眠岸:いっぱいご飯食べれる!
――え〜、そのへんアイドルとして制限はないんでしょうか?
全員:ないです!!
紫苑:ケータリングやばいんっすよ〜! プさん(眠岸)がめ〜っちゃ食べるから、多分スタッフさん的に“NANIMONOだったらこんだけ用意しても喜んで食べるだろう”って、いろんなご当地のものをいっぱい用意してくださるようになってて、それを全部平らげるっ!!
眠岸:本当にありがとうございます!!!
――役得過ぎる…。ただイメージ的には“インキャと旅”って合わない気もして、スケジュール見ると結構連泊もあるし、外泊や遠出が苦手な人とかいないんですか?
ひなた:みんな基本的に苦手だと思います(笑)。でもこういう機会で、このメンバーだから行けるっていうか…。
輪廻:みんな学生時代をあまり楽しめなかった子たちしかいないから、今ちょっと修学旅行気分なんですよ。友達がいない学生時代だったけど、今はメンバーみんな仲良しだから、一緒に旅行したり泊まったりしてて楽しい。あの時楽しめなかった青春を、取り戻してるんです!
――いきなりインキャの泣けるイイ話が(泣)!
柊真:連泊とか大変ではあるんですけど、どこへ行ってもファンの方々がいてくれるから、今のところ楽しいと面白いが勝ってる感じですね。まだ10公演以上あるから、先は分かんないけど(笑)。
――この取材の直前が、米子→広島→愛媛だったわけですけど…。ちょっと失礼かもしれないんですが、今勢いのあるNANIMONOさんとはいえ、米子のライブで集客とか盛り上がりとか大丈夫なのかなっていう…?
柊真:私たちも流石にちょっと不安でしたよ。でも初めてってこともあって、結構たくさんの方々が来てくれて!
輪廻:米子の人もいっぱいいたし、周りの県からも来てくれたので、すごい盛り上がりました! 楽しかった!!
眠岸:お客さんみんなにラクダの真似をしてもらいました!
――シュールだ(笑)。ちなみにこの3日間で一番美味しかったものは何ですか?
眠岸:全部美味しかったんですけど、一番を決めるとしたら最後に愛媛で食べた、宇和島の鯛めし!!! メンバー全員で行ったんですけど、本当に美味しかった!!
輪廻:うちのグループは眠岸ぷりんさんがグルメリーダーなので…。
――役職(笑)!?
眠岸:そうですよ! 役職です!! まずネットでいろいろ調べるんですけど、やっぱり地元の人たちの意見が重要なので、いつも現地のファンの方たちに事前に何が美味しいか聞くんですよ。そしたら愛媛の時は、みんな口を揃えて“宇和島鯛めしは絶対食べて欲しい”って言うので! これは鯛めししかないって!
朝比奈:ずんずん自分からお店に入って、メンバーのメニューも1人ずつ聞いて、まとめて頼んでくれるんです!!
――そこまでいくと確かに役職!! 仕事している(笑)!!!
眠岸:してますよ〜(誇)。
ひなた:そのおかげで、3日間の最後が本当に美味しい時間になって、もうみんなで感謝でした!
――旅行でグルメは重要ですからね〜。インキャでもツアーが楽しめてる背景がちょっと分かりました。


Newsクランチ編集部








