女優として着実にステップアップしている玉田志織さん。最近では話題の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)にも出演した。10月11日(土)放送スタートのドラマ『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)への出演も決まるなど勢いに乗る彼女に幼少期のことなどインタビューで聞いた。
怖いもの知らずだった幼少期
――大河ドラマへの出演などで話題の玉田さんですが、幼少期はどんな子どもだったかご自身で覚えていますか?
玉田志織(以下、玉田): 元気でした! 学校でも男女関係なくいろんな子に声をかけて「友達になろう!」っていうタイプでした。なんなら友達になる前に両親のところに連れて行って「○○ちゃんと友達になった!」って報告していましたね(笑)。ただ、そこからどんどん年齢を重ねるにつれて人見知りになっていっちゃいました。
――嬉しいことは親に報告したいですもんね(笑)。玉田さんは学生時代から芸能界に入られましたが、小さい頃から興味があったんですか?
玉田:『メイちゃんの執事』(フジテレビ系)に出演されていた榮倉奈々さんがすごく素敵で。「私もこういう世界に入ってみたい!」って思ったのは覚えています。
ちょうどその頃、祖母の家で新聞に入っているチラシに芸能事務所の広告が入っていて、自分でそこに電話して入れてもらったんです。のちに分かったのですが、テレビに出演している人もいたので、私は芸能事務所だと思っていたんですけど、ダンススクールだったみたいで。でも、そこに通って歌とダンスを学びました。なので、歌も大好きです。
――好きな歌手の方や十八番は?
玉田:好きな歌手は椎名林檎と絢香さんです。十八番と言っていいのか分からないですけど、絢香さんの『三日月』は好きでよく歌いますね。
――機会があったらぜひ歌声も聴いてみたいです! その後、2017年に開催された『第15回全日本国民的美少女コンテスト』で審査員特別賞に選ばれ、大きな話題となりました。そもそも応募したきっかけはなんだったのでしょうか?
玉田:ダンススクールで学び、「そろそろステップアップするのか」それとも「この道をあきらめるのか」迷っていたんです。そんな時に母が“(あきらめないで)挑戦してみたら”っていう言葉をかけてくれて。そのタイミングでちょうど『全日本国民的美少女コンテスト』があるのを知り、母の言葉に背中を押してもらって、応募しました。
――お母さんからの言葉のおかげだったんですね。そうして芸能界に入り、今ではお芝居にも挑戦されています。大河ドラマへの出演なども話題になりましたが、お芝居をしていて楽しい瞬間、難しいと感じる部分はどんなところでしょうか?
玉田:ずっと演技レッスンをやってきましたが、なかなか自分の力を試せる場所がなかったんです。でも最近、ドラマなどに出演できるようになって、自分に与えられた役を演じきれた時に“このお仕事やっていてよかったな”と感じます。あと、演技に込めた思いが視聴者の方に届いて、SNSで感想とかをいただいた時は、すごく嬉しい気持ちになります。
難しい、悔しいって思うのは、相手の方からセリフをいただいたときに、うまく返せなかった時です。“今、ちゃんと返せてなかったな”って、自分で気付いちゃう時があるんですけど、すごく悔しいですし、“まだまだ自分の力が足りてないな”とか“もっと演技の引き出しがあれば、返せたんじゃないかな”と考えちゃいます。
――試行錯誤しながら演技も学ばれているんですね。話は変わりまして、今年から『みやぎ絆大使』に就任されましたよね。この大使というのは、どんな活動をされているんですか?
玉田:ひと言でいうと、宮城県の魅力をお届けする役目です! ずっと宮城県に関わるお仕事がしたいと思っていたので、お話を聞いた時はとても嬉しかったです。
――では、そんな玉田さんの宮城県のおすすめスポットやお店など教えていただけますか。
玉田:ベタなんですけど、秋保(あきう)温泉にある「さいち」さんのおはぎがすっごく美味しいんです! ぜひ宮城県に行く機会があったら、立ち寄ってみてほしいです!