「負けたのに楽しい!」と思える台は真の良台!

このように「勝てたかどうか」も評価に影響を与えるとは思いますが、これが「良台かどうか」という基準とセットで考えると、僕の中でのランキングは以下のようになります。

    ↑良台
負けたけど、また打ちたい
勝ったから、また打ちたい
負けたから、もう打ちたくない
勝ったのに、もう打ちたくない
    ↓クソ台

「勝ったのに、もう打ちたくない」とか、スゴいですよね。クソ台の極みだと思います。すごく稀にあるんですよ。なんとなく座って打ってみて、玉も出たけど「なんじゃこりゃああ!!!」ってなる台が。過去に1台だけあるな。いちおう、メーカーさんの名誉のために伏せておきますけど、僕が「確変はよ終われ」って思った台が一台だけあります(笑)。大昔の台ですけどね。

逆に、負けたとしても「ああ、負けたけど、楽しかった」って思える台って、めっちゃスゴいんですよ。「悔しさをバネにまた打ちたいって思わせてくれる台」ということです。勝ったからまた打ちたい台より、負けてもまた打ちたい台のほうが、台としてのポテンシャルは高いと思っているのです。

じゃあ、そういう台って、どんな台なんだろう、って。もちろん、パチンコであれば役物機なのか、液晶機なのか。スロットであればノーマルタイプも告知機なのか、リーチ目機なのか、ATなのか……みたいなところで、まったく変わってくるのは当然なので、一概に言うのはさらに難しい話です。

実際は、パチンコとかスロットって、平たく言うと「ただの抽選機」でしかありません。その「抽選」の「当たりの結果」をどういうふうに見せるか、というだけの話なんです。本質的にはただそれだけなのに、その「見せ方」「魅せ方」とか「間」とかの使い方だけで「良台」「クソ台」って言われる台が出来上がるんですから、面白い世界だなぁとは思います。

次回はより具体的に「じゃあ、良台とか、クソ台って、どういうことなんだろう?」っということに、フォーカスを当てて論じてみようかなと思います。いよいよ偉そうになってきたな、ヨースケ。

『1億2000万分の1の激アツ人生』は次回8/9(日)更新予定です、お楽しみに。