おかげさまで好評を博していた『1億2000万分の激アツ人生』も、ついに最終回を迎えました(涙)。応援してくださった方々に、心から感謝を申し上げます。今回は執筆にまつわる知られざるエピソードを綴りつつ、皆さんとの別れを惜しむ内容になっています……が、いつかきっとまた会える日が来ることを信じて……さらばヨースケ!!
ヨースケ、パチンコとパチスロが打ちたくなりました!
連載を開始してから7か月です。
当初の予定では「半年をいったんの区切りに」ということだったのですが、いつの間にか7か月目に突入してしましました。
おかげさまでこのコラム、ニュースクランチの中でもアクセス数がとても高いらしく、“看板連載”なので「できれば、もうちょっと長い間やっていただけたら嬉しいんですけど!!」と、編集担当の方にお願いをされてしまいました(笑)。
んですけど、本コラムはいったん、今回の連載を持って、終了となります。すまん、一度、終わりにさせてくれ。だって、パチンコ・パチスロ、打ちたいもん。
……とりあえず、キリのいい段階で「激アツ人生」の、本当の意味でのスタートとなったエピソードまで持っていけて良かったぜ、ふう。
「半年の予定で」という形でスタートした連載でした。自分には文才があるとも思っていませんし、これだけの量の原稿を書き上げたのも人生で初めてです。
今年の初め、連載のスタート時にお願いされた原稿の量は、毎月「2000文字程度」という分量でした。当時の僕は悩みました。
もちろん「文章を書く」という、今までに(真剣に)取り組んだことのない経験をさせていただくことによって、自分自身がスキルアップし、仕事の幅が広がり、新たな一面というものが発見できるかもしれない……という、やり切ることができれば、自分の人生にとっても、相当プラスとなることは間違いないだろうと思ったのですが、それは「やり切れたとき」の話です。
経験のない仕事、執筆作業だけに「やり切れるのか!?」という不安がよぎりました。これが自分のブログだったりしたら、自由なタイミングで、好きなことを書けるから、何のプレッシャーもないんですけどね。
2000文字って、400字詰め原稿用紙だと、びっちり書いて5枚。改行とかを加味したとして、平均したら8~10枚程度の分量なんですよ。オマケに、全国のホールさんでの実践収録や、メーカーさんからのお仕事なども(おかげさまで)多数いただいています。
僕は悩みました。「まず、この実践や収録などで多忙な合間に、毎週、そんな量が書けるのか」ということ。そして「そんな6か月分も、話のネタが持つのか」と。
考えた僕は、6か月分のトークテーマを先に「筋書きとして、決めよう」と思って、ネタをリストアップしてみました。僕がパチンコ・パチスロと出会って、そして楽しみ方を見つけて。どんなことを言いたいんだろう、どんなことが書きたいんだろう、って。
……でも、当時の僕には6か月分の連載を埋める量のネタがリストアップできませんでした。数個くらい足りなかったんだよね。だけど、数個のネタだったら、やっているうちに思いつくかもしれないよね、と。