つまみのレベルが異常に高い理由
そんな中でも、僕のお気に入りは牛トリッパとスジの煮込み。もうスペイン料理屋さんと言っても過言じゃないほどです。実際、オープン当初は某サイトにスペイン料理屋さんとして掲載されていた、とマスターが教えてくれた。
四隅に蟹の爪があしらわれた、北海道産ズワイガ蟹のクリームグラタンも美味しい。サイズが絶妙で、お腹にたまらないボリューム感でちょうどいい。
ソフトシェルシュリンプとキノコのアヒージョも最高。エビは殻ごと食べられるし、マッシュルームが熱々でジューシーなこと。
マスターは、日本のワインどころの山梨出身なこともあり、昔からワインが好きだったそうだ。飲みながら聞いたマスターの経歴がなかなか面白かった。大学時代に、ワインが好きならばもっとおいしく飲むために料理も勉強しようと、大学を中退してイタリアンとフレンチの店で修行。しっかり料理の技術を磨いているうちに、すっかりワインのことは忘れて自分のレストランを開こうと思ったという。
それなら、ワインの知識もしっかり学び直さないといけないと勉強し直しているうちに、その奥深さに「やっぱりワインだ」となり、今のようなワインバーを開くことにしたんだそうだ。
だから料理が、もうBAR飯のレベルじゃない訳です。シェフがやってるBARだもんね。要するに。
これでも減らしているというメニューには、ステーキやら鴨やら、完全にコース料理を作れるほどの種類が載っています。この日の〆に食べた、野菜たっぷりアマトリチャーナスパゲティも、豚の塩漬けの味が最高でした。
まさに店名通り、マスターの人生(La Vie)が全て詰まったお店です。お腹をぺこぺこして是非行ってほしい。
【店舗情報】
■La vie (ラヴィー)
住所:東京都中野区中野3-35-5
電話:03-6638-8966
営業時間:19:00~翌2:00
定休日:日曜
新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
■La vie (ラヴィー)
住所:東京都中野区中野3-35-5
電話:03-6638-8966
営業時間:19:00~翌2:00
定休日:日曜
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