締めはやっぱり「のどぐろ」と日本酒のコンビで!

店員さんにお勧めの食事を聞いたところ、売り上げ形式のランキングがあるので、その中から選べば間違いないとのこと。私たちは「タコのから揚げ」と「ごぼうスティック」を注文することにしました。

実は、タコのから揚げは来店前から狙っていたメニューでした。ともいうのも、こちらの根っこさんはインスタグラムで毎日日替わりランチをアップしています。ある日、タコのから揚げ定食をランチで提供しているのを目にして、その写真がとても美味しそうに見えたからです。行ったときは絶対に食べようと心に誓っていました。

実際に食すと、タコの弾力もありつつ外はカリッとしていて非常に美味しい。いくらでもパクパクと食べつづけられる。これがお昼から食べられるとなれば、午後の仕事もはかどること間違いなし! 松江駅周辺に勤務していたらランチに困ることはないだろうな……と、うらやましく思いました。

▲タコのから揚げは、タコつぼに入っての登場!

最後にメインディッシュの、のどぐろを注文したいと思ったのですが、刺身・煮つけ・しゃぶしゃぶ・塩焼き・オレンジ煮などが並び、どれにしたらいいかわからない……嬉しい悩みですね。それならば、ということで、シンプルに魚の味を楽しめそうなお造り(地魚3種盛りのどぐろ入り)にしました。そのころには、ビールも飲み終えていたので、せっかくなら地酒と合わせてみようことで『王祿』の3種のみ比べセットを注文。

楽しみにしていたのどぐろは、脂がトロトロで身もしっかりしており、思わず家内と目を見合わせてしまい絶句する美味しさ。他のお魚も、しっかりと脂がのっていて申し分ない。自分で擂(す)る生わさびもアクセントに! 擂り方で辛みも違うことを店員さんから教えていただき、違いを楽しみながら日本海の魚の美味しさを堪能できました。

また、のどぐろに合わせた『王祿』も絶品。この日の飲み比べセットは『王祿』『王祿八〇』『丈径blue』の3種。日本酒に詳しくない私でも味の違いがわかる。特に『丈径Blue』は非常にさっぱりしていて飲みやすく、脂がのった刺身にとても合っていたと思います。

▲地魚3種盛のどぐろ入り(のどぐろのほかにヤガラ、ブリ、アカバイガイ)

胃袋も心も満たされたので、このあたりで締めることに。旅先で出会った居心地が良く、美味しい料理も楽しめる根っこさん。身も心もお腹も温かい気持ちになれました。途中、電話のために外に出た際には、満席で入店をあきらめるお客さんもいて、地元の方にも愛されているお店なんだと思いました。

そんなわけで観光で訪れる際には、必ず予約されることをお勧めします。根っこさんはコロナの感染対策もしっかりしているので、皆さんも個々で「うがい・手洗い・ソーシャルディスタンス」を徹底のうえ、安心して召し上がってください。お酒の飲み過ぎにはくれぐれもご注意を!

ランチでも絶品の日本海料理を楽しめる松江市民を羨ましく思いながら、ホテルへの帰路につくことにしました。


最後になりますが『遊び人ギルド』では、メンバーがグルメ記事を書いたり、1GAMEのイベントをレポートする企画など内容盛りだくさんです。皆さんのご参加をお待ちしています。私もまた投稿したいと思います!