配達員に料理を横取りされないようご用心

▲テンションが爆上がりする寿司 イメージ:PIXTA

やはり日本人は寿司が好きなんでしょうね。お正月期間にグッと増えるのが、お寿司の注文です。普段は回転寿司系のお店からの注文ばかりですが、お正月は少しお値段の張るお店からの注文が激増します。

特に人気なのは、名物社長が両腕を広げている『すしざんまい』チェーンのような、家族で行くと1万円程度で味わえるお店。多い日には1日で7~8回運ぶこともありました。配達員が店の周辺にたむろするほど注文の多いマクドナルドでも、私の場合は1日に4~5回運ぶ程度なので、お正月の寿司の運ぶ頻度はすごいものです。

コロナの影響で、さまざまな飲食店がウーバーイーツによる配達を始めました。そのなかには、銀座の個人経営のお寿司屋さんもたくさんあるので、このお正月は更に配達が増えるかもと期待しています。

▲配達先がわからず途方に暮れる イメージ:PIXTA

ここ数年の傾向として、正月休みにウーバーイーツを初めて利用するという人が多いように思います。料理を受けとって、配達先を確認すると住所が「東京都中央区銀座3丁目」としか書かれておらず、詳しい住所がわからないというトラブルが頻発します。配達先をキチンと登録しないまま注文をしてしまうお客様の数が多く、効率的に運ぶことができません。

このような場合は、メッセージを送ったり電話をかけたりと住所を確認しようとするのですが、慣れていない注文者は、メッセージに既読がつかなかったり、知らない番号からの電話は出ないようにしているのでしょう、何回コールしても出ないことがあります。

もし、電話やメッセージに気づかず、さらに運営側からの連絡にも気づかず放置すると、注文した商品は自動でキャンセルとなり、配達員の胃袋に入ってしまう可能性があります。以前にも書きましたが、注文者と10分以上連絡が取れないと、配達が自動キャンセルされ、配達員は商品を好きに処分していいというルールがあるのです。

実を言いますと、一昨年にはおいしいお年玉をいただき、新年を生きる活力をいただいたことが昨日の記憶のよう……。

この記事を読んだみなさんは、配達員に食べられてしまわないよう、初めて注文される方は、商品が届くまでアプリにメッセージが届いていないか、知らない番号からの電話がこないか、スマホに届く何らかの着信に注意を払っていただくことをおすすめします。

『アラフォーUber Eats配達員 激走日記』は、1/8(金)更新予定です。お楽しみに!!