Zepp Hanedaに向けて目標は当日前の『完売御礼』

▲市川優月にはZepp Hanedaという近未来に向けて実は大きな目標があった

ただ、そこで爪痕を残すには実力も必要なこともわかっている。

「私、声が大きいじゃないですか? いろんな方に『それは宝物だよ』って言われるんですけど、今までは『なんでメンバーの中でいちばん歌が下手な私が、声だけムダに大きいんだろう』って、すごいコンプレックスを抱いていたんですよね。でも、2021年は大きな箱でのライブも決まっているし、プラスに考えていきたいと思っています。とにかく前に進みたいんですよ『今日のライブ、よかったよ』と褒めていただけたのに、次のライブはダメだった、とはなりたくない。もっと上に進まないと!」

そんな市川優月が目指している目標がある。

「それはやっぱりライブをやるときに、ライブ当日よりも前に『完売御礼』って言えることです! やっぱりカッコいいじゃないですか? これはずっと憧れてきたことだし、Zepp Hanedaでそうなったらいいですよね」

じつはこのインタビューを収録した直後、年末の『アメフラっシ感謝祭2020』は、3回公演すべてが一般発売と同時に『完売御礼』となり、急きょ、ニコ生で配信までされた。そういった事象も含めて、理想的な「ホップ」を踏み切ることができた。

充実の2020年から、躍進の2021年へ。

次なる「ステップ」はもう目の前に迫ってきている――。

▲市川優月がいてくれるからアメフラっシのMCは勢いも安心感も増すのだ

最初に書いたように、残念ながら横浜アリーナでの『スタプラフェス』は延期となってしまった。これが昨年のことだったら、目の前の大きな目標を失った彼女たちは焦ったり、戸惑ったり、悩んだりしたと思う。だが、激動の2020年を乗り切ってみせた今は違う。

ステップを踏む機会は失ってしまったけれども、年末のライブで十分すぎるほどのホップで高々とハードルを飛び越えていった4人であれば、この勢いのままZepp Hanedaへと飛翔できるはず。今は無事にZepp Hanedaでの単独ライブが開催されることを祈るばかりだ。

年末には「いい1年の締めくくりだった」という満足感しかなかった『アメフラっシ感謝祭2020』だったが、世の中の状況が急変してしまった今となっては「あのとき、あそこまでやりきっておいてよかった」と思える。そのバックステージで、なぜか大号泣していた鈴木萌花……その真相については次回、お届けしたい。

▲『アメフラっシ感謝祭2020』終了後の1枚…実は鈴木萌花は大号泣後なのだ
【連載50回目の後記】
一連の『With』の出版記念イベントだが、市川優月のMC力・元気さ・気配りが成功に導いてくれたといっても過言ではない。彼女もまた、アメフラっシのなかで唯一無二の存在になったのだ。さて次回は鈴木萌花の登場。年末のバックステージで見せた涙の理由について、NewsCrunchが徹底的に迫っていきたい。

 『毎週アメフラっシ!』は次回1/19(火)更新予定です。お楽しみに!!


【イベント&ライブ情報】 
ワンマンライブ(タイトル未定)
日時:2021年2月28日(日)
会場:Zepp Haneda
#ホップステップZepp  
〇『MICHI』のMVはこちら♪
 【アーカイブ配信のお知らせ】
アメフラっシ1st PHOTO BOOK『With』
市川優月×小島はなオンライントークバトルのアーカイブ配信がスタート!
「仕事で見逃してしまった!」「歴史的な闘いをもう一度見たい!」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
※詳細はこちら→ https://vimeo.com/ondemand/amefurasshi001
【アルバム】
 
アメフラっシ 1stアルバム「Metamorphose」
2020年9月8日発売
品番:SDMC-1078
定価:3,500円(税込)
※イベント会場限定販売

<収録曲>
1 メタモルフォーズ
2 Rain Makers!!(Album version)
3 ハイ・カラー・ラッシュ
4 轟音(Album version)
5 グロウアップ・マイ・ハート(Album version)
6 月並みファンタジー(Album version)
7 Dark Face(Album version)
8 ミクロコスモス・マクロコスモス(Album version)
9 Interlude-街角の楽団-
10 雑踏の中で
11 Over the rainbow(Album version)
12 STATEMENT(Album version)
13 明後日の方向へ走れ(Album version)

<各種サイトにて配信中!>
https://ssm.lnk.to/Metamorphose_Al

<はるえ商店>
http://harue-shouten.jp/category/AMEFURASSHI/AME200902OT.html