『青春高校』に恩返しがしたいです

――3年前の自分の映像を見返して、どう思いますか?

日比野 全部が恥ずかしい! 高校2年生のときに『青春高校』に入ったんですけど、世間一般の高2より世間知らずだったと思うんです。友達もあんまり多いほうじゃなかったので、協調性もないし(笑)。自分の意見もないから、まわりに流されまくって、とりあえず言われたことをやるだけの“空っぽ人間”だったと思います。だから、過去の放送を見ると、ヘラヘラしていたり、照れちゃって何もやりきれてないので、恥ずかしいな……って思うことのほうが多いんですよね。

――3年間で変わることができた?

日比野 全部が変わったな、って思います。感情を表に出すようにもなったし、自分の意見をちゃんと言うことができるようにもなりました。ちゃんと人間が形成されたような感じがします。今思えば、高2の時は赤ちゃんでしたね(笑)。

――『青春高校』での経験が、人間形成に大きな影響を与えた?

日比野 アイドル部のリーダーや、学級委員長を任せてもらっていたのが大きかったと思います。たとえば、アイドル部でいろんなことをやっていくうちに、自分が納得いかないことだったり、ちょっとした不安も出てきりして。以前だったら、そう思っても抑えて言わないタイプだったんですよ。でも、アイドル部を良くするためだったら、ちゃんと自分の思っていることを言葉で伝えるようにしなきゃ、って思えるようになりましたね。

――もともと、お笑いが好きで、芸人さんと仕事がしたいと思って『青春高校』のオーディションを受けたんですよね?

日比野 本当に夢のような時間だったなって思います。まさか、大好きな芸人さんと一緒にテレビに出られるなんて想像もしていなかったので。『青春高校』は、私のいろんな夢を叶えてくれました!

――日比野さんのこれからの夢は?

日比野 本当にまだ決まっていないんです。他の生徒たちはどうするかな?って勝手に心配しているんですけど、それ以上に自分も考えてなさすぎて「まずは自分のことを心配しろよ」って思うくらいで(笑)。でも『青春高校』のことが大好きなので、人間的にも成長させてもらった『青春高校』に恩返しがしたい気持ちが強いです。

MCを務めてくださったバナナマンさんや三四郎さんの番組とか、佐久間(宣之)さんが携わっている番組にいつか出演して「青春高校の子なんです」とか「以前、共演してたんですよ」って言ってもらえるくらいの人になりたいな、って思います。そのときは「青春高校3年C組の卒業生です」って、胸を張って言いたいです。

▲『青春高校』に恩返しがしたいです

≫≫≫ 次回は、渡邉聖明さんのソロインタビューを4/11(日)に公開予定。お楽しみに!

プロフィール
 
日比野 芽奈(ひびの めいな)
2001年6月27日生まれ。神奈川県出身。
『青春高校3年C組』の学級委員長であり、アイドル部のリーダーを務める、しっかり者の優等生。本人が考案した、あざといぶりっ子キャラの“桃山あすか”も話題に。ドラマ『あなた犯人じゃありません』では初主演を務めた。