バイきんぐのネタは錦鯉・渡辺と作り上げた?
西村:錦鯉とかね、僕らもここに入ってからずっと一緒にやってきましたから、それはうれしいと思います。やっと日の目を浴びて。錦鯉の渡辺(隆)には、毎年単独ライブのネタを見せたりしていたんです。そこで意見を聞いたり、ガッツリ関わっているんですよ。
小峠:去年までですね、今年は錦鯉が忙しすぎて。だから、まだ錦鯉がブレイクする前に渡辺と作ったネタが1本、今回の単独ライブにあります。
西村:なるほど、そうか。去年できなかったから?
小峠:そうそうそう。ネタも今回全部できたら見てもらおうと思っていたので。去年までは、なんとなく(放送)作家みたいな感じでやってもらっていましたね。舞台にも来て、ライブのお客さんが帰るところを伝えてもらったりとかして。最初の方はいなかったかもしれないですけど、3回目ぐらいからはずっと毎年来てくれて。リハーサルとかもずっといて、客席から見てのアドバイスをちゃんとする。
マネージャー:そうでしたね。小峠さんは、相方である西村さんのアドバイスよりも、渡辺さんのアドバイスを採用されたり(笑)。
コンビを長く続ける秘訣は干渉しないこと
――最後にコンビ仲について教えてください。
小峠:コンビ仲……どうなんですかね? お互いあんまり干渉しないことじゃないですかね。別にこいつが何やろうが全然なんとも思わないですし。僕も別にそんな大したことやってないですけど、(西村も)たぶんなんとも思ってないから。お互い干渉しないことじゃないですか。
別にね、キャンプも好きすればいいでしょうし、本も出したいなら出せばいいだろうし。とりあえず、本当なんとも思わないですよ、西村が何しようが。わからないですけど、たとえば「こいつキャンプばっかりやりやがって、もうちょっとお笑いやれよ」とか、そこは冗談では言いますけども。もしかしたら、そうやって本気で思うヤツもいるかもしれないですよね、相方にね。だから、干渉しないことですよ。
――ありがとうございます。意外に結婚と似ているかもしれないですね。相手に干渉しすぎる人って長続きしないですから。
西村:夫婦みたいなところもありますからね。ほどよい距離感ですね。
小峠:最近なんかもうあれですよ、楽屋でマネージャーさんとキャンプグッズを出したみたいなんですけど、それのギャラの配分の話とかしていて(笑)。生々しい話を。「何割だ」「それ少なくないですか? もうちょっともらえないですかね?」みたいな。
西村:ビジネスだから。ビジネスはそういうものだから。
小峠:そんな話をしていたなと。もちろん同じ楽屋にいるので耳に入ってきますけど、なんとも思わないですね。金稼ぎやがってとも思わないし、好きにすればいいやと思いますね。ただ、気にする人は気にするでしょう。俺は別になんとも思わないですね。
――西村さんは、そういう思いはないんですか? 小峠さんが頑張っている姿を見て。
西村:小峠が出ているテレビ番組を見て、やっぱりこいつ面白いなって思っています(笑)。視聴者ですね。特に何かやらなきゃとは全然ならないですね。レギュラーが増えて録画するのが増えすぎて追いつかないよ、と思いましたね。もうちょっと減らしてくれよ、と(笑)。
――本当に完全な視聴者ですね。
西村:そうですね。もうちょっとレギュラーを減らしてほしいという。録画追いつかないって! 増えたんですよ、こいつまた!
――西村さんらしいコメント、ありがとうございます。