こんにちは。風の時代に、ロサンゼルスからやってきました。風野又二朗です。

秋の足音が近づいてきましたね。もう、日焼け止めを塗らなくてもいいんじゃないかなって思ってます。どうなんでしょうか。美意識高めの方は、1年中塗るんですかね。

風野は白猫。もう美白猫ですから、日焼けには敏感です。夏は本当に日焼け止めを塗って、日陰を歩いていましたから、今はかなり気にせず歩けるようになってきました。

でも秋は、紫外線よりも乾燥ですね!保湿をたっぷりしていきましょうね!

先日、美人マネージャーズの2人から、風野さん髪の毛サラサラですね!って言われたんですけど、実は、このサラサラがすごく昔から嫌だったんです。

いや、猫っ毛じゃないんかい!って話かもなんですが、猫っ毛じゃないんです。すいません!もうすごくサラサラ。サラサラな髪の毛の側からすると、剛毛で癖毛な人にすごく憧れているんですよ。

(そもそも、猫っ毛って何!よく分かってないんだけども!)

で、どうやったら、剛毛で癖毛になるか考えて、リンスとトリートメントをやめたんですね。もう20年以上かな、リンスとトリートメントは使ってないんです。

でもね、サラサラなんですよねぇ。さらに、そのサラサラにここ数年拍車がかかってきた気がしていたある日、知り合いのメイクさんに聞かれたんですよ。

「風野さんの髪の毛、艶があって、サラサラですね。ドライヤー何使ってますか?」

What’s?イマナンテオッシャイマシタ?ドライヤー?ドライヤーの違いで髪の毛って何か変わるの?どうゆう事?と聞き返す風野にメイクさんは、こいつ何言ってんの?的な目でこう続けました。

「あたりまえじゃないですか」

慌ててその日の夜、家に帰ってドライヤーを調べました。数年前に頂いた、銀色のドライヤーだったんですけど、これがとんでもないドライヤーだったんですよ。

髪の毛にめちゃくちゃ艶を出して、サラサラにする、さらに冷風を肌に当てると美肌効果も!みたいなドライヤーだったんですね。お値段見てめっちゃびっくりしちゃったんですけども、なんとなくこの効果を読むだけで、ああ!あのドライヤーね!ってなってる人もいるかもですが、それです! 

つまり、剛毛で癖っ毛に向かっていたはずが、艶のあるサラサラな髪の毛になる努力を毎日していた、さらに美肌にまで向かっていたという事でした。

ちょっと、何、風野さん、今回は美容の話ですか。美容のことなら、私、VOCEだったりを読んでいるので大丈夫です!って思ったそこのあなた、ちょっと待ってください違うんです。

実は、これ読み進めていったら、最後にリンクが貼られていて、ドライヤーを買わせるなんて、そんなタイアップ記事でもありません。

ドライヤーから出てるのはなんですか?そう!!!風の話です!!

よくよく考えてみたら、日常生きてて1番風を感じるのって、実はお風呂上がりのドライヤーなんですよね。風を物理的に生み出して、もうダイレクトに感じる瞬間というか、ドライヤーないと髪乾かないですからね。

濡れたまま、たまに寝落ちして、枕ビショビショになって、冷たっ!って夜中に起きちゃいますから、下手したら風邪ひいちゃいますからね。

風のおかげで風邪をひかない唯一の道具、とも言えるかもしれません。

調べたところによると、19世紀の末に開発され、最初は掃除機のモーターなどを利用していたので、とても大きく実用性はかなり低かったそうです。値段も最初は、今の時代でいうと100万くらいしたそうです。

今では、安いものだと2000円ぐらいで買えるドライヤーが、そんな値段で売られていたとは。

日本で家庭用に出回るぐらいにお値段が下がったのが、戦後くらいからだという事でした。

どうやったら、風を起こせるのか。まさに、あの時代に、風野と同じ事を考えていた技術者さんがたくさんいらしたんですね。先人たちに感謝です!

風野のお友達で、髪の毛クルンクルンの癖っ毛さんがいるんですけど、ドライヤーなんか使わないよって言ってたんでね、もしかしたら、ドライヤーで髪質変わるかもしれませんね!

という事で、カゼノーの皆さん。季節の変わり目、体調を崩しやすい気温になります。

お風呂上がりは、風を集めて、風邪ひかない!これでいきましょうね。

それでは、又、風の吹く日に。

▲風をあつめて、巻き起こす

『風をあつめて、巻き起こす』は、次回10/15(金)更新予定です。お楽しみに!!