こんにちは!ロサンゼルスからやってきました、風の時代の風雲児、風野又二朗です!

暑い。この夏、この言葉を何回使ったか分からないほど、暑かったですね。気持ちのいい暑さとはかけ離れた、命の危険を感じる暑さでしたよね。モワっとした熱気のこもった、抜け出せないゼリーの中にいるような感じでした。

照りつける太陽光のあまりの強さに、地球と太陽の距離、年々近づいているんとちゃうか?と、思わず関西弁が出てしまうぐらいの冗談も出てしまうほど、暑かったですね。

駅まで歩くだけで汗が噴き出すので、会社に着く頃には、もう着替えたい、シャワーを浴びたい、帰りたい!という人も多かったんじゃないでしょうか。

ただ、この夏は、暑いだけじゃなくて、熱い!夏でもありましたよね!!そう!TOKYO2020オリンピックです!

閉会式が終わって、もう10日ぐらいが経ちましたが、まだあの興奮は忘れられないというか、アスリートの皆さんの頑張りに本当に心を揺さぶってもらいました。

ちょっと、本当ならあまり大きな声で言えないんですけどね、風野、7月の20日過ぎくらいから、8月の8日まで、この期間、ピンポイントでめっちゃヒマだったんですよ!!

まさに、開会式から閉会式までのまさにオリンピック期間が、ごっそりヒマ!だったんですね!

だからね!めっちゃ見ました!もうね!TV中継されているものは、ほぼ見たんじゃないかっって感じです!もちろん、やらなきゃいけない事はあったんですけど、日中は手に付かないというかね、色んな競技がやってますから、ついつい見てしまいました!

何より、今回はメダルラッシュで、この日の為に人生の全てをかけたアスリートの皆さんの頑張り、生き様が数多く報われた瞬間をたくさん見る事ができて、毎日興奮しておりました!

▲風をあつめて、巻き起こす

最初の方で印象的だったのは、卓球の混合ダブルスの金メダルを取った水谷伊藤ペアでした。あの絶対的な卓球王国の中国を決勝で、逆転で勝った時は鳥肌が立ちましたし、何より2人が小さな頃から同じ卓球クラブで一緒にやっていて、そんな2人が東京オリンピックの新種目で、金メダルを取るなんて、とてもドラマみたいな事が起きて体が震えました!

ちょうどこの試合の時は、ジムでトレーニングをしていて、ランニングマシンに乗りながら見ていたんですけど、この試合が終わるまでは絶対に降りないぞ!と決めて走りながら見てました。

心拍数だけは、水谷伊藤ペアと同じくらい上がっていた気がします。いや、普通に座って見ていたとしても、ドキドキして心拍数は上がっていたかもしれません!

次に興奮して見ていたのは、柔道でしたね!あのぅ「有効」「効果」とかは、いつから無くなったんですかね!気がついたら、技ありと一本だけになっていて、知らなかったです!そして、決着が着くまで行われる「ゴールデンスコア」という名の延長戦、あれすごいですね。あの疲労の中で技を出し続けて倒れないスタミナと精神力に、ただただ圧倒されました。

あと、今回、初めてその競技に触れたというか、見て感銘を受けたのが、空手の形でした。目の前にいる仮想の敵を空手で倒す演武を行う、この形という競技、これは本当に凄かったですね。

何が採点のポイントなのかは分かりませんが、体のキレ、スピード、美しさ、気迫、素人の風野にも、とても伝わってくるものがありました。競技でありながら、これまでこれにかけてきたその人の生き様を見せてもらっているような、言葉にできないものを感じました。

いないはずの敵が見えてくる瞬間があって、途中からとてもこれは演劇的でもあるなと思いました。だから、とても興味を惹かれたのかもしれません。

このように、目に見えるものだけじゃない、芸術性が含まれる競技は、きっとこれからも採点方式が色々と議論されていくのでしょうが、是非これからも見てみたい、願わくば生で見てみたい!と強く思いました。

古くは、絵画や彫刻などもオリンピックの競技としてあったようですから、こういう心が動かされる競技は残っていって欲しいなと思いました。

他にも、野球、サッカー、ゴルフ、バスケ、トライアスロン、競歩、ホッケー、水泳、おっと、このままいくと全ての競技を書いてしまいそうですが、挙げたらキリがありません。一つ一つ丁寧に書いていったら、カゼノーのみんな!読んでて明日になっちゃうぜ!

それぐらい、TOKYO2020は、じっくり拝見、応援してました!

ある選手は、オリンピックは楽しむ場所じゃないと言って、その覚悟を口にしていました。またある選手は、楽しかったですと、楽しさを強調していました。その言葉の裏にはきっと、大好きで始めた競技を嫌いになって楽しめなくなった時期があって、でも、このオリンピックという場所を楽しかったと言えるぐらい、努力して乗り越えてきたんだろうなとも思いました。

勝ち負けに関係なく、選手達の試合後のインタビューからはたくさんの事を学びました。

風野が見る事ができたのは、1%の結果でした。それが様々なメダルの色だったり、順位だったりした訳ですが、そのインタビューで、また競技をしている姿で、選手の皆さんが積み重ねてきた、途方もない膨大な99%の努力のほんの一部分を感じる事ができました。

とても、心を動かされました。明日への活力になりました。オリンピックに出場されたオリンピアンの皆さん、本当にありがとうございました。

オリンピアンの皆さんからもらったパワーをエネルギーに変えて、自分の人生を努力していく事、そこで豊かな人生にしていく事が、オリンピックをやる1つの意味でもあるのかなと、今回改めて思いました。

しかし、早速、今回のコラム、提出の〆切が過ぎちゃってるんですYO!風野マネージャーからしたら、オリンピアンの皆さんに影響受けたなら〆切守ってください!この期間ヒマだったんだし!って話だと思うんですけど。

ピピー!(笛を吹きました)おおっと、ここで、VAR!(ビデオアシスタントレフェリー)で、とある日の風野の努力を確認します!

8時起床、競技を見始める。夜中1時過ぎまで、オリンピックのハイライトを見る。パソコンの電源を入れる。早起きだったので、疲れて机で寝落ち。8時起床、競技を見始める、、、。

うーん、これは「ノーファール!」だわ、しょうがないですね!

さ!今年の残暑も厳しいですが、体調に気をつけて、元気に前向きにやっていきましょうね!

それでは、又、風の吹く日に!

『風をあつめて、巻き起こす』は、次回9/3(金)更新予定です。お楽しみに!!