O(お尻)の脱毛はメリットしかない!

▲処置イメージ

「ありがとうございました」

スタッフさんにお礼を告げて店舗を出ると、同行していた担当編集が「おつかれさまでした」と私の横で撮っていた写真を見せてくれた。

直接、光を浴びないようゴーグルをしていたので、何をされているのかわからなかったが「ああ、こういう状態だったのか」と初めて知った。自分で見ると、とんでもなく恥ずかしい格好だが、まあ、そういうものだろう。

注意事項として、スタッフさんからは「今日だけはアルコールとサウナはやめてください」と言われていたので、編集と別れ、駅へと歩き出す。その瞬間から、股間周りがスースーするというか、スッキリした感覚がハッキリと実感できる。

アンダーヘアがないと、こうも股間周りに爽やかさを感じるものなのか……。いい意味でのカルチャーショックだ。ちなみに今日、光を当てた毛は2週間前後で自然に抜け落ちやすくなるそうだが、はたして、どうなるのだろうか。

▲清潔感あふれる店内だ

ここからは、その後の体験談を記しておきたい。VIO脱毛をする以前、既にVIO脱毛を経験している人から聞いていたのが「とにかくウンチのあとが拭き取りやすくなって、楽ちん」という話だった。汚い話で恐縮だが、便に毛が絡まなくなるので、とにかく衛生的だというのだ。

施術を受けた2日後、それを体験する場面がやってきた。用を足したあとの感想は、見事に聞いていた通りだった。これまでは、イマイチちゃんと拭けた気がしなくてトイレットペーパーを何度も回していたのだが、毛が絡まないことで、一度できちんと拭けるため、使う紙の量が格段に減ったのだ。

そして、部屋の中で、謎の縮れ毛を見つける機会も完全になくなった。毛がないのだから当然といえば当然なのだが、これも少し感動した。

また、周囲のヘアがなくなることで、男性器そのものが大きく見えるようになるという俗説だが、これも私の体感としては、あながち間違いではないと言える(あくまで個人の感想です)。つまり現状、ほぼメリットしか感じていないというのが本当のところだ。

強いていえば、サウナ内を歩くときが恥ずかしいくらいだが、施術後1カ月経った今では、あまり気にならなくなった。また、毛がないと腹が出たりすると目立つので、以前よりトレーニングをする機会が増えた。というか、増やした。これ自体は何も悪いことではない。

ちなみに、私の場合は1度体験させていただいただけだが、本来は2週間以上の間隔を空けて、5〜6回程度通ったくらいから、脱毛効果をきちんと実感できるようになるそうだ。

しかし、1度だけの体験でも、光を当てたところから以前のように長い毛が生えてくることはなく、十分に効果は実感できている。もう毛がある必然性を感じなくなったので、今後、普通に通わせていただくことを検討中だ。

正直、これまでは「男がパイパンにしてどうすんだよ。ギャランドゥこそ、男の証でしょ」くらいに思っていたのだが、アンダーヘアがない男性が増えている理由がよくわかった気がする。少なくともVIOのOに関しては、完全になくていい! これだけは強く断言して、私のリポートを終わりとしたい。


▲MEN'S MUSEE PLATINUM