エヴァ15の効果的な“デモ出し”お教えします!

ジャギに続けと、連チャン回数・速度・出玉を兼ね備えた新台が続々登場します。ハイスピードもそのままに『P大工の源さん超韋駄天BLACK』(SANYO)、『ぱちんこ仮面ライダー闇のライダーver.』(KYORAKU)、『P頭文字D』(Sammy)が、今か今かと出番を待っています。まさに三つ巴のバトル勃発です。

その一方で、多くのパチンコファンは、ホール人気ナンバーワンの座についた『P新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』(ビスティ ※以下、エヴァ15)で「大連チャンさせたい!」という夢をお持ちではないでしょうか。最近は出玉速度に目が行きがちですが、やっぱり“連チャン自慢”がパチンコの華(はな)なのです。

エヴァ15の「IMPACT MODE」(ST163回)ですが、皆さんどうやって連チャンさせていますか? 一切を台任せ、あるいは運任せの方が圧倒的に目立ち、その結果、ST163回転でウンともスンとも言わずスルーしたことも多いと思います。

エヴァ15の「IMPACT MODE」突入率は、破格の約70% (時短での引き戻しを含む)と高く、STへの入りやすさもまた、昨年12月20日の初登場から破竹の快進撃を続けている人気の理由のひとつでしょう。

実は、この「ST突入率の高さ」が甘い罠とも言えて、「表面上はSTでも、実は中身は単発で時短じゃないの?」ってくらいガセの煽りだけでSTスルー……というパターンも珍しくありません。ボクは突入率70%のうち、20%くらいはこの台の味つけだと思っています。

「そういうものなんだ」と、自分に言って聞かせるしかないのもパチンコのアヤなのですが、スルーした自分をなぐさめても仕方がなくて、1回でも多く連チャンをもぎ取りたいのがドンキホーテです。

ST中のデモ出しは必須条件です。ホントにイケてる台は、放っておいても勝手に当たって連チャンしてくれるもので、デモ出しする間も与えてくれません。エヴァ15で「こりゃ、STをスルーするな」と感じるのは、青使徒襲来ロゴフラッシュの2回ずつのガセが頻発したり、マヤ使徒予告のガセです。

STについては保留変化が大切で、“キュロピピ”と変化して緑や赤になるとドキドキします。当たるか当たらないか不安でも、インパクトフラッシュが鳴りまくる爆裂台なら10連~14連が多く、一撃で1万発~1万5千発の経験者は珍しくありません。

ST中は人それぞれで、台を休ませたりする人も多く、その休ませ方もさまざまです。その詳細をのぞいてみると、163回のSTの真ん中80回前後で一度は休ませる人が圧倒的に多く、この行動は「過去のエヴァ史上で一番甘かった」と言われているSTタイプの甘い経験が定着させたものです。

デモ出しのコツですが、ハンドルから手を放してからエヴァのムービーが流れ始め、最終号機が咆哮。そしてBistyのメーカー名が出るや否やのタイミングで、ハンドルを握って打ち出し再開です。「これで当たらなきゃしょうがない」くらいの覚悟で挑んでください。

半分でデモ出しする方も、3回に区切ってデモ出しする方も、見極めるべきはST中の演出です。絶望的なラスト付近でよく引き戻すタイプか、保留連がよく発生し、早い回転数でガンガン当たっちゃう好調台もあるので、そんなSTは「最初から打ちっぱなし」でOKです。まさに自分の意思が少しでも台に通じた喜びで、同じ連チャンでも、プレー後の充実感が違います。