スマホ時代を予見したような名台を知ってますか?

ここでSANYOの歴史を違った角度から振り返りましょう。1996年のギンパラや初代・源さんのテスト用に開発され、関西にしか導入されなかった『CRウエスタン』に続いて登場し、全国でスマッシュヒットしたのは『CR冒険島』でした。

海物語のキャラクターよりさらに個性がアップ。無人島に潜む動物や怪物たちがジャングルから飛び出てくるアイデアも好評を博し、当時のパチンコのレベルをはるかに超えていたSANYOの開発力の凄まじさを感じたものです。

『CR冒険島』の、1日1回出るかどうかの盤面の赤フラッシュも人気の要因でした(信頼度は非常に高いのですが、プレミアでもない赤フラッシュを待って、1日13時間打ち続ける女性ファンが多かったのも特徴です)。

このように、SANYOといえば、海・源さん・冒険島の印象が強いのですが、それら以外で面白かったのは『CR天下ゲッター秀吉』でしょう。スロットブームの真っ只中、秀吉が犬と家来と散歩を続けるだけのですが、液晶には携帯電話の役モノが付いていて、「プルル…プルル…」と携帯が鳴ってリーチやチャンスを教えるという、ちょっと間抜けな台も出たりしたのは2004年のこと。

足軽の秀吉リーチ中に電話を鳴らしても圏外だったり、今となってはスマホ片手にパチンコを打つことを前提に開発したかのようなSANYO開発陣の先見の明が光ります。

大都技研の『P Re:ゼロから始める異世界生活』は、気持ちいい直撃音と初当り3000発の出玉で、スロッターとスマホユーザーに大人気ですが、そんな現在を予言するような台が18年前に作られていたわけです。

スマホの演出を積極的にパチンコに取り入れたのは、“乃木ぱ”こと『ぱちんこ 乃木坂46』で、保留演出やチャンスUPでも、ふんだんに扱われるまで進化しました。今やカスタマイズは当たり前で、激アツ演出が起きるまでネットサーフィン・YouTube・SNS・メールのやりとりなどで、ヒマを潰す若いパチンコファンの存在がスタンダードになりつつあります。

当たらない長いリーチが売りのメーカー人気が、下降気味なのも時代の流れ。一方、魚群の魅力でファンを引っぱり続けてきた海シリーズの歴史ですが、『Pスーパー海物語in沖縄5夜桜超旋風』は、スマホを手にした若者にも刺さる海だとドンキホーテは断言します!

※本書に記載された独自の攻略法は、メーカーの発表ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。また、実際のパチンコの結果については、皆さまの自己責任となりますので、あらかじめご了承ください。

▲情報盛りだくさん! 『谷村ひとしパチンコランド』
プロフィール
 
谷村 ひとし(たにむら・ひとし)
1953年、北九州市生まれ。1979年に週刊少年ジャンプでデビュー。1994年、40歳で初めてパチンコに目覚めて30年毎日のようにホールに出かけ、ドンキホーテ流の打ち方でトータルプラス8900万円を突破。勝ち額は全て申告して納税しています。◎自らのサイト“谷村ひとしパチンコランド”を22年継続中。収支も毎日公開中です。◎漫画パチンカー・パチプロ必勝本オリ法プラスに漫画連載中。◎YouTubeでも“オスイチ2022”連載中。◎日刊スポーツ・週刊大衆・パチmax!にも連載中。◎趣味はスポーツ以外ならオールマイティです。ビデオ・DVD・ブルーレイコレクションが、10万本突破して、谷村アーカイブスと化しています。