「ツイてるね」で片づけていると勝利は続かない

そして、このインパクトモード中は、オカルト打法の真骨頂“デモ出し”の発進です。エヴァのSTタイプは、このデモ出し打法でずいぶん稼がせてもらいました。

STが残り100回と70回前後でいったん台を休ませて、デモ画面で最終号機が咆哮して「Bisty」のメーカー名が出るか出ないかというタイミングで入賞させ、STを再開してみてください。ST中の大当たり確率は約99分の1。ただボーっと打つのではなく、デモ出しを駆使しなが最後まで諦めずに打てば、ギリギリでもインパクトフラッシュやレバブルがよく発生します。

この連チャンが長時間続きました。突発当たり後の午後7時37分、13連チャンで終了です。画面に「×13で18510」と結果が表示され、1万7212発→6万1000円交換して終了です。このエヴァ15の勝利により、29年間のパチンコ生涯収支がプラス9002万4240円になって、見事に大台の9000万円をオーバーしてくれました。

もちろん、5月に入ってプラス収支が減ってしまう可能性もありますが、プラス2万円以上ありますし、まず9000万円の大台は大丈夫と公表しておきましょう。誤解している方も多いのですが、パチンコはお客さんへの還元率の高いギャンブルです。ゆえに、勝って友達に食事をおごったり、こっそりヘソクリを増やしている方も多いと思います。このように、パチンコで勝つといろいろ楽しいこともできるし、軍資金に余裕もできるので、次の勝利も掴みやすくなったりします。

しかし、これはあくまでも心の余裕の話で、勝ったお金に手をつけず増やしていくことが大切なのです。いい気になって太っ腹投資でホールに行くと、勝った分を分割払いでホールに返却するのが関の山。いかに傷口を小さくして、勝つときはガッポリ稼ぐかがドンキホーテ流ですが、ここで“ツキ”について考えてみましょう。

あなたは単にツキまくっているのか、ツキに見放されているのか。パチンコを“ツキ”という視線から見れば、その台を選ぶのも自分ですが、前の人がヤメてくれたタイミングも関係してきますよね。

あるいは、その機種のコーナーにたまたま歩いて来て座っただけでしょうか。では、そのホールにその時間に立ち寄ったのもツキなのでしょうか? 他のホールで当たってズルズル粘らないから、このホールでこの台に座れたのでしょうか?

「ツイてるねぇ」のひと言では片づけられないのが、パチンコとツキの関係。これからも「なぜツキを駆使して9000万円も勝てたのか」、その真実をあなたにだけそっとお話しします。次回もぜひ読んでくださいね!

※本書に記載された独自の攻略法は、メーカーの発表ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。また、実際のパチンコの結果については、皆さまの自己責任となりますので、あらかじめご了承ください。

▲情報盛りだくさん! 『谷村ひとしパチンコランド』
プロフィール
谷村 ひとし(たにむら・ひとし)
1953年、北九州市生まれ。1979年に週刊少年ジャンプでデビュー。1994年、40歳で初めてパチンコに目覚めて30年毎日のようにホールに出かけ、ドンキホーテ流の打ち方でトータルプラス8900万円を突破。勝ち額は全て申告して納税しています。◎自らのサイト“谷村ひとしパチンコランド”を22年継続中。収支も毎日公開中です。◎漫画パチンカー・パチプロ必勝本オリ法プラスに漫画連載中。◎YouTubeでも“オスイチ2022”連載中。◎日刊スポーツ・週刊大衆・パチmax!にも連載中。◎趣味はスポーツ以外ならオールマイティです。ビデオ・DVD・ブルーレイコレクションが、10万本突破して、谷村アーカイブスと化しています。