ストレス発散はカラオケ。中学生の頃からB’z 一筋!

――コロナ禍に新しい趣味を始めたりする方も多かったですよね。

黒川 私は、これといった趣味がないんですけれど、それまではカラオケがすごく好きで、カラオケボックスによく行っていたんです。それがコロナ禍ではなかなか行けなくて。ついに自分のマイクを買って、今では家でカラオケをしています。普段から声を出していないと、台詞で急に大きな声を出そうとしても出せませんので、発声練習代わりにもなります。

マイクもいろんな種類があるので、ネットで最新のおすすめを調べて、標準のものよりちょっとだけ高価なものを購入しました。歌うのは自分が出演したドラマの主題歌か、大好きなB’zの曲。B’zを歌うと、激しくヒートアップしてしまいますね。

――B’zとは意外です。

黒川 気がついたら好きでした。中学生の頃に流行っていて、いいなと思ったのがきっかけです。以来、ずっとB’z 一筋。ライブも行きますし、DVDも持っています。実は以前、バックヤードにお邪魔して、ご挨拶したことがあるんですが、そのときは先ほどお話した“しっかりしなきゃ”精神が働いていた頃だったので、「こんにちは。ずっと応援しております。今日はありがとうございました」ぐらいしか言えなかったんです。

今なら、握手をお願いしたり、一緒に写真を撮ってくださいと言えたのに。控えめすぎた自分が悔やまれます(笑)。これからも頑張って仕事を続けていれば、いつかまたどこかでお目にかかれるかもしれませんよね。

アーティストの方には、なかなかお会いする機会がないので、会うと興奮してしまいます。カラオケが好きと言うと、イメージと違うと言われることが多いので、歌ったり、ちょっと飛び抜けた、にぎやかな役をいつか挑戦してみたいですね。普段は本当に静かに生活しているので、役でそういうことができたらと期待しています。

▲普段の自分とは違う、にぎやかな役にもいつか挑戦してみたい。

プロフィール
 
黒川 智花(くろかわ・ともか)
1989年8月1日生まれ。東京都出身2002年、TBS系金曜ドラマ『愛なんていらねえよ、夏』でテレビドラマ初出演。2005年、テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『雨と夢のあとに』で連続テレビドラマ初主演、映画『8.1』で映画初主演。近作に『MIU404』『当確師』(20)、『着飾る恋には理由があって』『にぶんのいち夫婦』『アバランチ』(21)、『愛しい嘘~優しい闇~』『正直不動産』(22)など。 現在金曜ナイトドラマ『NICE FLIGHT!』に飯塚理香子役で出演中。9/19~『三屋清左衛門残日録-あの日の声-』、9/20~『無用庵隠居修行6』にも出演する。インスタグラム:@tomoka_kurokawa_official