「蛍光灯デスマッチは絶対にやりたくない」(関本)
「文体は小林ではなく文体は伊東!」(伊東)

──そして伊東選手はアブドーラ・小林選手のデスマッチヘビー級王座に挑みます。小林選手は大日本の生え抜きデビュー1号選手。こちらも25周年記念大会のメインにふさわしいカードです。

伊東 自分とアブドーラ・小林は、横浜文体のメインでデスマッチヘビーのベルトを賭けて、過去に6回対戦しているんですよ。

関本 今回で7回目。横浜文体の歴史の中でも、最も多くメインで闘ったカードだと思いますよ。

伊東 過去の戦績は3勝3敗の五分。まさに今回が文体での決着戦ですね。 

──試合ルールは蛍光灯316本デスマッチ。この試合形式について簡単に説明をお願いします。

伊東 リング4面のロープに蛍光灯を吊るして、さらにマットにも蛍光灯を敷き詰めて試合を行います。316本は試合が行われる3月16日にちなんだ数字ですね

関本 それだけの蛍光灯が試合後半になると、ほぼ全て割れてしまうので、どちらも血だるまになってしまいます。自分は絶対にやりたくないですね。

伊東 横浜文体は年内の取り壊しが決まっているので、3月の後は5月と8月の2回。今回の試合で負けたほうは、よほど強引な手段でも使わない限りは、残り2回のメインには立てないと思うんですよ。

──小林選手も「ドームは棚橋、文体は小林!」を連呼してますから、そのあたりは意識しているでしょうね。

伊東 ただ文体のメインに立った回数は、小林より自分のほうが多いんですよ。ですから今回の試合に勝って、7度目のデスマッチ王座返り咲きを果たした上で、最後になる8月の文体もメインに立って、「文体は小林じゃなくて伊東!」を証明したいですね。

関本 私も小林さんが「文体は小林」と言い出した時に、「え、文体のメインは伊東さんのほうが多いだろう」と思ってました。

▲伊東選手は「伊東は文体」を証明できるか?