いよいよ明日! 3月16日に迫った大日本プロレス旗揚げ25周年記念の横浜文化体育館大会(横浜文体)では、伊東竜二選手はデスマッチヘビー級王座に、関本大介選手はストロングヘビー級王座に挑戦する。そんな両選手にタイトルマッチに向けての決意と、それぞれの試合の見所を語ってもらった。大日本の二枚看板はどんな思いを胸に抱いて、大一番に臨もうとしているのだろうか?
「橋本真也さんがオーバーラップする」(関本)
「ふたりの戦いはBJの頂上決戦」(伊東)
──大日本の旗揚げ25周年記念横浜文化体育館大会が近づいてきました。
伊東 大会が行われる3月16日は、25年前に大日本が同じ横浜文体で旗揚げ戦を行った日なんです。
──まさに旗揚げ記念日なんですね。
伊東 ですから大会全体としては、かつて所属していた先輩たちにも参戦して頂いて、25年の歴史を振り返りつつ、後半戦では大日本の現在進行形の闘いを観て頂くラインナップになっています。
──そんな記念大会で関本選手は、橋本大地選手が保持するストロングヘビー級王座に挑戦します。大地選手といえば亡くなった橋本真也さんの息子です。
関本 私は橋本真也さんとは対戦する機会がなかったんですが、9年前の大地選手のデビュー戦(対戦相手は蝶野正洋選手)を会場で観ています。今までいろんな選手のデビュー戦を観てきましたが、最初からただ者ではなかったですね。体型は全然違うのに、闘う姿から橋本真也さんがオーバーラップするんですよ。
──そんな大地選手が大日本に入団すると聞いた時は驚いたのでは?
関本 想像したこともなかったのでびっくりしましたね。でも、大日本を選んでくれたのは、本当に嬉しかったです。ただ、ベルトを取りに行く相手としては本当に強敵です。とにかくお父さん譲りのキックが強烈で、凄まじいばかりの闘志の持ち主です。
──伊東選手は大地選手と関本選手の試合の見所は、どのあたりだと考えていますか?
伊東 まさに現時点における、大日本ストロングBJの頂上決戦ですし、最高峰の闘いを見せてくれると思います。現在の王者は大地ですが、「ストロングBJの象徴は大介」と考えている人が多い。ですから、この試合で勝った方が名実ともに、ストロングBJのトップということになるでしょうね。どちらにとってもハイリスク・ハイリターンの試合です。
関本 そういう話を聞くと、ますます負けられないですね。自分はまだまだ引くつもりはないですから。