「文体が無くなってしまうのは寂しい」(関本)
「文体は自分の人生が変わった会場」(伊東)

──やはりお二人にとって、横浜文体は特別な会場ですか?

伊東 初めてデスマッチヘビーのベルトを取ったのが横浜文体でしたからね。自分の人生が変わった会場です。

関本 あの時の横浜文体で伊東さんがチャンピオンになっていなかったら、たぶん大日本プロレスは潰れていたと思います。

──たしかに伊東選手が初めてチャンピオンになった試合は、大日本プロレスの運命を変えた一戦でしたね。そのあたりは伊東選手自伝『デスマッチ・ドラゴンは死なない』と、関本選手の自伝『劣等感』に詳しく書いてありますので、是非ともご購入下さい。

伊東 宣伝、ありがとうございます(笑)。一方で腕を骨折する大怪我をしたのも横浜文体。いろんな意味で自分にとっては特別な会場ですね。

関本 自分は伊東さんに比べると特別な思い出は少ないんですが、それでも大きな試合を何度もやってきた会場ですから、無くなってしまうのは寂しいですね。

──それでは最後に3月16日の横浜文化体育館大会に向けて、一言ずつお願いします。

関本 橋本大地からベルトを奪って、関本大介はまだまだ健在だぞ!というところを、ファンの皆さんに知らしめたいですね。

伊東 今回が7度目となる伊東竜二対アブドーラ・小林ですが、過去6回とは異なる進化をそれぞれが見せた上で、自分が勝って7度目の返り咲きを果たしたいですね。その上で横浜文体で最も多くメインを務めたであろう自分が、5月と8月の大会も王者としてメインに立つつもりです。

▲お互いの自伝をチェックするふたり

[著者プロフィール]
伊東竜二(いとうりゅうじ)
1976年4月8日生まれ。岩手県岩手郡滝沢村出身。高校時代はボクシング部に所属。茨城大学工学部に進学するも、幼少期からの憧れであったプロレスラーを目指して大日本プロレスに入団。2009年の葛西純とのデスマッチでは高い評価を得て、この年のプロレス大賞の年間最高試合を受賞。日本プロレス界の“デスマッチ・キング”へと飛躍を遂げた。

関本大介(せきもとだいすけ)
1981年2月9日生まれ。大阪府大阪市鶴見区出身。中学・高校時代は名門・明徳義塾の野球部に所属。高校卒業後、大日本プロレスに入団。1999年8月、伊東竜二戦でプロレスデビュー。BJW認定世界ストロングヘビー級王座など、数々のタイトルを獲得し、デスマッチ団体である大日本プロレスにおいて「ストロングBJ」の地位を高め続けている。

<大会情報>
大日本プロレス25周年メモリアル
大日本旗揚げ記念日「STARDUST SUPERSTARS」
2020年3月16日(月) 17:45開場/18:30開始
神奈川・横浜文化体育館大会 

〈物販スペシャル情報〉
16日の横浜文化体育館で、伊東竜二『デスマッチ・ドラゴンは死なない』か、関本大介『劣等感』を購入された方に、大日本プロレス25周年記念・伊東竜二×関本大介ポストカード(非売品)を差し上げます。

 

<募金のお願い>
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