幼少期のサッカー観戦の思い出
思えば、僕のスタジアムデビュー戦も黒星スタートでした。
レッズサポーターだった父とは、いつも家で一緒にレッズ戦を観戦していましたが、当時4歳で、途中おもちゃで遊んだり、絵を描いたり、90分集中力がもたないことを理由に、スタジアムには連れて行ってもらえませんでした。まあ相手するのが面倒くさかったんでしょうね。
でも、実際に見に行きたい。そんな僕を見かねて、母がスタジアムに連れていってくれました。
対戦カードは、三ツ沢公園競技場の横浜フリューゲルス対清水エスパルス。
なんでそのカードなんだ。家から近くもないのに。
僕は当時、前園真聖選手しか知らなかったので、フリューゲルスを応援してたのですが、0-1でエスパルスが勝利しました。
でも、すごく楽しかったのを覚えているとともに、母が
「直弘は90分通して試合に集中していた」
と、アジア二次予選のときのキーパーの寸評みたいな進言を父にしてくれたこともあり、ついに家族で国立競技場に行くことに。
対戦カードは浦和レッズ対鹿島アントラーズでした。娘が生まれる前日のカードと一緒ですね。試合はPK戦の末、鹿島の勝利(リーグ戦でも同点の場合はPK戦を行う、当時はそういうレギュレーションだった)。
僕はあの試合でPKを外したバインを一生根に持ち、後にニンテンドー64で発売されたパーフェクトストライカーで干しに干しました。めっちゃ能力高かったんですけどね。
そして、それ以来、僕はレッズがJ2に落ちるまでスタジアムで勝利を見ることはありませんでした。
どんだけ勝てないねん。
途中、僕に勝利を見せるために、父はなんのゆかりもない藤枝東高校の応援に連れていったほどでした。
しかし、そんな僕が今度は娘を連れてスタジアムに行っているんですから、Jリーグの歴史もどんどん深まってますね。
僕は初勝利までだいぶかかったけど、娘には早く勝利を見せられるといいです。
さて、日産スタジアム以外で行けそうなスタジアムは……と。
等々力陸上競技場……フロンターレ……か……。
まあ、なんだ。娘よ。もしあれだったら、今度、前橋育英高校の試合でも見に行こうな。
では、今日はこの辺で!