力強さこそがアメフラっシの武器に!

「それはもう優しく見守ってくれたお客さんやファンのみなさんに『ありがとうございます!』ですよね。それにメンバーに助けられました。私よりもおしゃべりが上手なゆづに助けられ、グイグイ引っ張ってくれた愛来に助けられ、それと……えーっと、えーっと、あっ、萌花のおだやかさにも助けられました! 別に全員、褒めなくてもよかったか、アハハハ!」

2月には愛来と鈴木萌花の『あいらもえか』がソロ公演を行なった。その2人は3月18日から舞台にも出演。小島はな、市川優月とちょっとした格差が生まれているようにも見えてしまうが、当の本人はどう思っているのか?

「いや、もう単純に『すごいなぁ~』って。アメフラっシにとって、2人の存在は本当に大事だと思うし、同じグループのメンバーだけど、私、ものすごく尊敬してますから。

だって、本当に努力をしているのを知っているから。わかりやすい話だと、前に私が萌花の家にお泊りしに行ったことがあるんですよ。せっかくだから遊びたいじゃないですか? そうしたら萌花はひとりで作詞をはじめて『ねぇ、どっちのほうがいいかな?』って私に見せてくる。いやいやいやいや、私に見せられても判断できないから! それ以前に、私が遊びにきていて、ここにいるのに、そういうことする?って。

そうしたら、今度はギターの練習をはじめたんですよ、萌花が。それで『あっ!』となったんですよ。萌花は本当に毎日のように、こういう努力を家でコツコツ続けているんだって。私が遊びに来ていても、ごはんを食べたり、お水を飲んだりは当たり前のようにするじゃないですか? きっと、それと同じ感覚なんですよ、作詞をすることやギターの練習をすることって。だから、素直に『すごいなぁ~』って。

そんな姿を間近で見てきているから、私も『もっと上手く歌えるようになろう』『足を引っ張らないようにしよう』って思いますよね。特にメンバーが4人になって、サビを歌うことも増えたし、ソロパートも多くなってきたので……」

それぞれが、それぞれの場所で、それぞれの飛躍をする。

人数が4人になったことで、その成長の度合いは以前よりもステージでくっきりと見えるようになってきた。

メンバーの団結力も自然と強くなっていたが、あえて意識していることもある。

「人数が少なくなった分、ダンスとかは、今まで以上にみんなで合わせようって。昔は大人数でやっていたから、それだけで迫力があったんですけど、今は力強い感じの楽曲も多いので、その『力強さ』を武器にしていきたいし、今までとはまた違うアメフラっシを見せていけたらなって

そう考えることができるのも、まったく別の場所で、かわいい衣装を着て「可憐さ」を武器にしたアイドル活動を並行して行なっているからだろう。そのアイドルグループの名は……。

【連載8回目の追記】
「別に完璧にできなくてもいいんだ」。そう言って小島はなは笑った。しかしその心境に至るまで、彼女は何回失敗し、幾度泣いて、何度立ち上ってきたのだろうか。逸材とは、努力する人間のみに与えられる言葉なのだと教わった気がする(NewsCrunch担当編集より)。

<アメフラっシ今後のスケジュール>
※下記のイベントは変更となる可能性があります。
​最新情報は「アメフラっシ」公式サイトでかならずご確認ください。

https://www.amefurashi.jp/

4月10日(金)
定期ライブ2020(タイトル未定)
会場:Studio Freedom

 

『毎週アメフラっシ!』は次回3/31(火)更新予定です、お楽しみに。