あーりんが「気になる存在」と認める小島はな

今週からスタートする小島はなへのインタビューは2月のある日、収録したもの。まだ日本中でイベントが続々と中止・延期になる前のことで、このインタビューのあとも、小島はなは3月に予定されていたイベントのリハーサルへと飛び出していくようなスケジュール感だった。

偶然にも、この日はももいろクローバーZ・佐々木彩夏へのインタビュー取材も入っていて、小島はなと顔を合わせる10分前まで佐々木彩夏と話していたのだが、「これから小島はなちゃんのインタビューがある」と伝えると、佐々木彩夏はこう言った。

「はなちゃんって不思議だよね。なんだか、すごく気になる存在っていうの? 一緒に活動する時間が増えてきて(現在『浪江女子発組合』として、同じユニットで活動中)、より気になるようになった。たまに『AYAKA NATION』(佐々木彩夏のソロコンサート)の映像を見ててもさ、無意識のうちに小島はなちゃんを目で追っちゃってるの! 不思議っていうか、なんか面白いよねぇ~。本当にすっごく気になる!」

まったく僕が感じている印象と同じでびっくりした。

その魅力はちょっとばかり言語化するのは難しいなぁ、と思っていたので(本当に「ライブで見て、感じて!」としか言いようがない)、あーりんの言葉をありがたく引用させていただいた。

さっそく、その言葉を小島はなに伝えると、彼女は少しはにかんだ。

たしかにストレートに褒められているわけでもないから、どうリアクションをとっていいのかわからないだろうけど、あのあーりんから「気になる存在」と言われたら、誰だってうれしくないはずがない。

「ただ、私、別にアイドルになろうと思ってなったわけじゃないんですよ」

面白いことに、前回のインタビューに登場した愛来とまったく同じことを口にした小島はな。「アイドルをはじめたばかりのころは習い事感覚だった」という述懐まで、まるっきり同じ。そんな2人が同じアイドルグループに所属しているのは、なかなかレアケースだが、ここに至るまでの物語が、なんとも〝小島はならしい〟のだ。