MLB史上、最も高額な契約は間違いなし!

あまたのスターが煌めくMLBにおいて、もはや史上最強の野球選手になりつつある大谷翔平選手。2018年のデビュー時に初めて投打の“二刀流”として双方で良い成績を残し、野球の百数年の歴史があるなかで不可能とされていた投打の両立を、世界最高峰のステージで実現させました。

そして、2019-20年シーズンは怪我や不振で苦しみながらも、2021年から現在に至る3シーズン連続で投打ともにエリート級の活躍を魅せ、MVP級の成績をコンスタントに記録しています。

大谷選手のやっていることが、いかに歴史的か、いかにスゴいか、いかに貴重か、ということは国内外のメディアでも多く取り上げられ、議論されている通りですので、この記事で詳細に語るつもりはございません。

しかし、今季オフには結論が出る一つの論点について取り上げたいと思います。それは「大谷翔平の価値を金額で表すとしたら、いくらか?」

今季終了後にフリーエージェント(FA*)となる大谷選手は、超大型契約を締結することが確実視されています。MLB史上で最も高額な契約であることは間違いないでしょう。問題は、何年契約で、年俸がいくら、どのチームと契約をするか。果たして、どうなるのでしょうか。

*FA=Free Agent(フリーエージェント)…所属チームとの契約が解消され、名前通り自由に、どのチームとの契約ができる状態の選手を指す。MLBでは全ての選手が通算6年プレーしたあとのオフシーズンに自動的にFAになる(NPBの「FA宣言」は存在しない)。FAまでの6年間は選手の年俸は年俸調停というプロセスで決まり、制度上ある程度は金額が制限されるものの、FAの際は市場原理に沿って年俸が決まるので、需要の高いスター選手は市場価値が高く、結果的に高額の大型契約を締結することが多い。

“頼れる兄貴”マイク・トラウトが予想する契約内容とは?

先日、まさにこの論点を米スポーツメディアESPN社が取り上げました。

球界の首脳陣ら26名を対象にアンケートを実施し、そのなかで回答の平均が、期間11年、平均年俸4,700万ドル(≒66億円)、総額5億2,430万ドル(≒734億円)という、とんでもない数字が羅列した結果となりました(あきらかな異常値は平均から除いています)。

平均年俸も総額も、今の歴代最高値を遥かに上回るものですが、これが現役の各球団関係者の生の声。やはり、それだけ市場価値が高く見積もられている状況です。

では、メジャーの選手たちからしてはどうでしょうか。大谷選手の最も著名なチームメイト、WBCのラストシーンで痺れる対決を繰り広げたマイク・トラウト選手は、5~6億ドルの契約は間違いないと言及しています。

これまでの最高額の契約は、トラウト選手の12年4億2,650万ドルではありますが、大谷選手は5億ドルを超え、史上最高金額の契約を手に入れるのはほぼ間違いないでしょう。