単独ライブ芸人が「してない芸人」を見下すワケ

単独ライブの配信を終えました。

1カ月という配信期間の長さが正しいのか正しくないのかわからなかったですが、予想よりたくさんのお客様に観ていただいたようで良かったということにしておきます。

始まりこそ「妻の命令」という最低な形でしたが、終わりよければ全て良しと、無理矢理にハッピーエンドにしておきます。

すでに妻は「毎年恒例にしたい」と意気込んでいます。そのバイタリティーがどこから来るのか、まったくわからない。

シブゲキの楽屋で松竹芸能の社長と名刺交換していたけど、あれはどういう胆力でなせる技なのか?

単独ライブのグッズのTシャツとステッカーをデザイナーに頼み、会場で販売し、さらに売れ残ったものをネットで完売させたのだが、その売り上げを松竹芸能にどう伝えるのか?

とても心配ですが、私には知らなくてもいい領域なような気がして、もう知らぬ存ぜぬを貫き通したいです。

ちなみに、当日は銀色のパンツで劇場を縦横無尽に走ってました。

▲妻であり合同会社ナンセの社長でもある

さて、私の知り合いのXXCLUBの大島くんという後輩に聞かれました。

彼は東大卒で怖い話をしたり、コンテンツを紹介するYouTubeをしたり、文章を書いたり、企業に就職したりして、さらにラジオも数本してるシン芸人です。

そんな彼の疑問は

「なぜ芸人は単独ライブをしなくてはならないのか?」
「なぜ単独ライブをしてる芸人は、単独ライブをしてない芸人を少し下に見てるのか?」

ということ。

確かに。

なんとなくではあるが、そんな空気感は確かにある。

ちょっと遅れた言葉で言えば「まっすぐ勝負してる」か否かだ。

そんなシン芸人に、私が老害っぷりを遺憾無く発揮して、その答えをお伝えしようと思う。